MotoGP第9戦ドイツGP Moto3 2日目予選
2019/07/07
MotoGP第9戦ドイツGP、Moto3クラスは、ドイツのザクセンリンクで2日目の予選を行ない、佐々木 歩夢(ホンダ)が1分26秒135でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルコス・ラミレス(ホンダ)。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1で小椋 藍(ホンダ)がトップタイムを記録。フリー走行総合上位14名とQ1上位の4人を加えた18名のライダーによって、気温26度、路面温度41度のドライコンディションでQ2は争われた。
初日総合トップと好調で、フリー走行総合5番手でQ2に進んだ佐々木は、セッション終盤のラストアタックで1分26秒135を記録。グランプリ初ポールポジションを獲得した。小排気量クラスの日本人ライダーのポールポジション獲得は、2016年の日本GPのMoto3クラスの尾野弘樹以来となるが、このときはポールを獲得したものの、フリー走行時のペナルティにより3グリッド降格のペナルティを受けており、ポールポジションからスタートする日本人ライダーとしては、2003年南アフリカGP125ccクラスの宇井陽一以来となる。
2番手に1分26秒192で鳥羽 海渡(ホンダ)が続いた。鳥羽 海渡(ホンダ)フリー走行総合7番手でQ2に進み、Q2でもセッション終了間際にリーダーボードのトップに立ったが、その直後に佐々木が逆転した。鳥羽はオランダGPに続いて連続で2番グリッドを獲得。今シーズン3度目のフロントロウ獲得となった。日本人ライダーが予選ワンツーを獲得したのは、2001年南アフリカGP125ccクラス(宇井と上田昇)以来、18年ぶりとなる。
3番手に1分26秒306でラミレスが続き、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が1分26秒460で4番手5番手に1分26秒492でロマーノ・フェナティ(ホンダ)、Q1からQ2に進んだヤコブ・コンフェイル(KTM)が1分26秒588で6番手にジャンプアップし、7番手に1分26秒686でアルベルト・アレナス(KTM)、8番手に1分26秒729でデニス・フォッジア(KTM)、9番手に1分26秒806でガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)、10番手に1分26秒853でジョン・マクフィー(ホンダ)の順で続いた。
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鈴木 竜生(ホンダ)はフリー走行総合8番手でQ2に進み、Q2では1分27秒002で14番手に。Q1トップでQ2に進んだ小椋は1分27秒188で16番手となった。前戦オランダGPのウイナー、トニー・アルボリーノ(ホンダ)は1分26秒780で19番手。チャンピオンシップリーダーのアロン・カネト(KTM)は1分27秒164で22番手となった。真崎 一輝(KTM)はフリー走行総合23番手でQ1に進み、Q1で1分27秒241を記録してセッション9番手とQ2進出を逃し、総合23番手となった。
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