MotoGP第3戦アルゼンチンGPが、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで、1日目の2回のフリー走行を行なった。
MotoGPクラスは、マルク・マルケス(ホンダRC213V)が1分39秒313で初日総合トップに立った。MotoGPクラスのフリー走行は1回目、2回目共にドライコンディションで行なわれた。フリー走行1回目では14番手に終わっていたマルケスだが、フリー走行2回目では走行ごとにファステストラップを更新。ただ一人1分39秒台のベストラップを記録した。
マルケスから1秒083差の総合2番手に1分40秒396でダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)が続いた。ペドロサもフリー走行1回目は16番手だったものの、2回目は次々に自己ベストを更新。レプソル・ホンダが初日ワンツーを飾った。
総合3番手で1分40秒566のアレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)は1回目2番手、2回目3番手と2回のフリー走行共に上位につけた。
総合4番手に1分40秒891でステファン・ブラドル(ホンダRC213V)、総合5番手に1分41秒042でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)が続いた。ドビジオーゾは2回目のフリー走行開始7分過ぎに7コーナーでマシンのエンジンブローに見舞われたものの、スペアカーに乗り換え、セッション5番手につけた。
総合6番手に1分41秒303でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)、総合7番手に1分41秒368でポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)のヤマハサテライト勢が続いた。ヤマハワークスのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)は1回目10番手、2回目に1分41秒395を記録して総合8番手。1回目でトップタイムを記録していたホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)は2回目で9番手に終わり、1分41秒533で総合9番手。アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)は2回目の開始約15分に5コーナーで転倒。イアンノーネ自身に大きなダメージはなかったものの、1分41秒924で総合10番手となった。
アルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)が1分42秒029で総合11番手。ヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)が1分42秒128で総合12番手。カレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)が1分42秒348でホンダRCV1000Rトップとなる総合13番手。コーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)が1分42秒608で総合14番手。ニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)が1分42秒621で総合15番手となった。
総合16番手に1分42秒739でエクトル・バルベラ(FTR)、総合17番手に1分42秒827でブロック・パークス(PBM)が続く。前戦アメリカズGPで負傷し、今レースを欠場するカル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)の代役として参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ GP14)が、1分42秒898で総合18番手。以下、総合19番手に1分43秒106でダニロ・ペトルッチ(ART)。総合20番手に1分43秒125でマイク・デ・ミオ(FTR)。総合21番手に1分43秒151でマイケル・ラバティ(PBM)。総合22番手に1分43秒165でスコット・レディング(ホンダRCV1000R)。青山博一(ホンダRCV1000R)は1回目15番手、2回目は1分43秒347で23番手に終わり、初日は最下位となる総合23番手となった。
Moto2クラスでは、ヨハン・ザルコ(ケータハム・スーター)が1分45秒066で初日総合トップに立った。
Moto2クラスのフリー走行1日目は1回目、2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目3番手だったザルコは2回目のセッション終盤のアタックでトップに立ち、総合トップで初日を終えた。
総合2番手に1分45秒093でジョナス・フォルガー(カレックス)。フォルガーは1回目をトップで終了、2回目もセッション終盤にリーダーボードのトップに立ったものの、最後にザルコに逆転された。ドミニケ・エジャーター(スーター)がセッション中盤以降リーダーボードのトップにつけていたが、終盤に転倒を喫し、転倒前に記録した1分45秒143で総合3番手となった。
中上 貴晶(カレックス)は1回目4番手。2回目の中盤まで数回リーダーボードのトップに立ち、最後のアタックでセクター3までファステストを記録していたが、最終セクターで渋滞につかまり、1分45秒254の総合4番手で初日を終えた。
総合5番手に1分45秒331でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。総合6番手に1分45秒394でエステブ・ラバット(カレックス)。総合7番手に1分45秒415でシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)。総合8番手に1分45秒417でリカルド・カルダス(テック3)。総合9番手に1分45秒419でミカ・カーリョ(カレックス)。総合10番手に1分45秒488でハーフィス・シャハリン(カレックス)。元GP250のトップライダーで、一度は引退したものの母国グランプリとなる今レースにワイルドカード参戦しているセバスチャン・ポルト(カレックス)が1分46秒604で総合26番手。長島 哲太(TSR)は1分47秒632の総合33番手で初日を終えた。
Moto3クラスはジャック・ミラー(KTM)が1分50秒367で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。フリー走行1回目をトップで終えていたミラーは、フリー走行2回目のセッション終盤に2周連続でファステストラップを更新。開幕3連勝に向けて好スタートを切った。
総合2番手は1分50秒630でエフレン・バスケス(ホンダ)。バスケスも1回目、2回目共に2番手につけ好調なスタートとなった。総合3番手で1分51秒164のイサック・ビニャーレス(KTM)は1回目4番手、2回目3番手。
総合4番手に1分51秒234でアレックス・マルケス(ホンダ)。総合5番手に1分51秒270でカレル・ハニカ(KTM)。総合6番手に1分51秒283でダニー・ケント(ハスクバーナ)。総合7番手に1分51秒359でアレナ・バスティアニーニ(KTM)。総合8番手に1分51秒470でミゲール・オリビエラ(マヒンドラ)。総合9番手に1分51秒550でアレックス・リンス(ホンダ)。総合10番手に1分51秒571でブラッド・ビンダー(マヒンドラ)の順で続いた。