MotoGP第3戦アルゼンチンGPは、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで二日目の予選を行ない、MotoGPクラスではマルク・マルケス(ホンダRC213V)が1分37秒683でポールポジションを獲得した。
マルケスは3回のフリー走行すべてでトップタイムを記録、総合トップで予選2回目に進出。予選前のフリー走行4回目でもトップタイムを記録した。
フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われた予選1回目では、ブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)がトップタイムを記録、2番手にニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)が続き、この二人が予選2回目に進出した。
12人のライダーによって争われた予選2回目も、マルケスの一人舞台となり、開始4分過ぎに1分38秒227を記録してリーダーボードのトップに立つと、セッション終盤の残り2分を切ったところで1分37秒683のファステストを記録。開幕3戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分38秒425でホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)が続き、今シーズン初のフロントロウを獲得。3番手に1分38秒651でダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)が続いた。4番手に1分38秒794でアレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)が続き、オープンクラスのトップを獲得。
5番手に1分38秒856でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)、3回のフリー走行総合では3番手で予選2回目に進出したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)は1分38秒949で6番手となった。
予選1回目から2回目に進出したスミスは1分38秒958で7番手にジャンプアップ8番手に1分39秒237でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)が続き、ステファン・ブラドル(ホンダRC213V)は予選2回目セッション序盤にハイサイド転倒を喫し、1分39秒297で9番手となった。10番手に1分39秒429でアルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)。ポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)は1分39秒822で11番手、ヘイデンは1分40秒541で12番手。
以下、予選1回目の結果順にスコット・レディング(ホンダRCV1000R)が1分40秒238で13番手。コーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)が1分40秒476で14番手。カレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)が1分40秒615で15番手。青山 博一(ホンダRCV1000R)はフリー走行総合20番手から予選1回目で1分40秒616を記録して16番手から決勝に臨む。
17番手に1分40秒691でヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)。18番手に1分40秒981でブロック・パークス(PBM)。19番手に1分41秒018でミケーレ・ピロ(ドゥカティ GP14)。20番手に1分41秒103でマイケル・ラバティ(PBM)。21番手に1分41秒129でエクトル・バルベラ(FTR)。22番手に1分41秒267でマイク・デ・ミオ(FTR)。23番手に1分41秒686でダニロ・ペトルッチ(ART)の順となった。
Moto2クラスではエステブ・ラバット(カレックス)が1分43秒961でポールポジションを獲得。Moto2クラスの予選は気温26度、路面温度34度のドライコンディションで争われた。開始20分過ぎにサム・ロウズ(スピードアップ)が8コーナーで転倒、グラベルがコース上に出たため、セッションは赤旗中断となる。約10分間の中断の後、残り約22分で再開され、ヨハン・ザルコ(ケータハム・スーター)がリーダーボードのトップをキープ。ザルコはセッション終盤にファステストラップを更新する。しかし、残り3分を切ったところでラバットがトップを奪還、開幕から3戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分43秒971でザルコ、セッション終了間際に1分44秒038を記録したハビエル・シメオン(スーター)が3番手フロントロウを獲得。
4番手に1分44秒168でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。5番手に1分44秒174でジョナス・フォルガー(カレックス)。6番手に1分44秒322でルイス・サロム(ポンス・カレックス)。7番手に1分44秒376でマティア・パッシーニ(フォワード・KLX)。8番手に1分44秒384でアレックス・デ・アンジェリス(スーター)。9番手に1分44秒440でシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)の順で続き、中上 貴晶(カレックス)は1分44秒444で10番手スタート。長島 哲太(TSR)は1分45秒964で30番手から決勝に臨む。
Moto3クラスはジャック・ミラー(KTM)が1分49秒200でポールポジションを獲得した。Moto3クラスの予選は気温23度、路面温度50度のドライコンディションで争われた。ミラーはセッション序盤からリーダーボードのトップに立つと、開始8分過ぎ、10分過ぎ、残り8分、残り3分と次々にファステストラップを更新。セッション終盤のアタックでも第3セクターまでファステストを更新、最終セクターでファステスト更新ならなかったものの、圧倒的な速さで2戦連続ポールポジションを獲得した。
セッション序盤はミラーとリーダーボードのトップを争ったエフレン・バスケス(ホンダ)は終盤のアタックで1分49秒252を記録して2番手に。3番手に1分49秒617でダニー・ケント(ハスクバーナ)が続き、ケントは今季初フロントロウを獲得。
以下、4番手に1分49秒785でヤコブ・コンフェイル(KTM)。5番手に1分49秒856でロマーノ・フェナティ(KTM)。6番手に1分49秒875でフランシスコ・バグナイア(KTM)。7番手に1分49秒876でニコラス・アジョ(ハスクバーナ)。8番手に1分49秒918でアレックス・リンス(ホンダ)。9番手に1分49秒969でリビオ・ロイ(カレックス‐KTM)。10番手に1分50秒161でアレッサンドロ・トヌッチ(マヒンドラ)の順で続いた。