MotoGP第4戦スペインGP_MotoGP_1日目フリー走行
2019/05/04
MotoGP第4戦スペインGP、MotoGPクラスは、スペインのヘレス(ヘレスサーキット・アンヘル・ニエト)で1日目の2回のフリー走行を行ない、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分37秒909で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中のFP1、午後のFP2共にドライコンディションで行なわれた。FP1を8番手で終えていたペトルッチは、FP2のセッション序盤からリーダーボートのトップを争い、3回目のコースインとなった残り4分で1分37秒909のファステストラップを記録してトップに立つ。ところが、セッション終盤の残り約2分で、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が6コーナーで転倒。直後を走っていたブラッドリー・スミス(アプリリア)が接触はなかったものの、ハイサイドで転倒し、赤旗中断となる。スミスの直後を走っていたペトルッチも、これを避けるためにコースオフを余儀なくされた。その後、残り約2分でセッションは再開されたが、タイムの更新はならず。ペトルッチが初日総合トップに立った。
総合2番手に1分37秒921でマルク・マルケス(ホンダ)が続いた。マルケスはFP1でトップタイムを記録。FP2ではセッション4番手に止まったが、初日の総合結果ではFP1で記録したタイムで2番手となった。
総合3番手に1分38秒006でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。ドビジオーゾはFP2でペトルッチに続く2番手につけ、FP2はドゥカティのワンツーとなったが、初日総合ではマルケスが先行し、ドビジオーゾは3番手で初日を終えた。
FP1で1分38秒045を記録したホルヘ・ロレンソ(ホンダ)が総合4番手。ロレンソはFP1で2番手、FP2では9番手となったが、FP1で記録したタイムが初日のベストラップとなり、総合4番手。
FP2のセッション終盤にリーダーボードのトップに立ったカル・クロッチロウ(ホンダ)だったが、直後にペトルッチに逆転されて、セッション3番手。FP2で記録した1分38秒104で総合5番手となった。
総合6番手にFP1で記録した1分38秒112でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続き、中上 貴晶(ホンダ)はFP1で4番手、FP2で8番手と上位につけ、FP1で記録した1分38秒134で初日総合7番手と好発進。
総合8番手にFP1で記録した1分38秒209でファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が続き、ルーキートップとなった。総合9番手にFP2で記録した1分38秒373でワイルドカード参戦のホンダのテストライダー、ステファン・ブラドル(ホンダ)が続き、ジャック・ミラー(ドゥカティ)がFP1で記録した1分38秒464で総合10番手。
フランコ・モルビデリ(ヤマハ)は1分38秒478で総合11番手。モルビデリはFP2のコースインの際、エンジンストールしてしまったが、すぐに再スタートした。前戦のウイナー、アレックス・リンス(スズキ)はFP1で10番手、FP2で16番手、FP1で記録した1分38秒534でトップから0.625秒差の 総合12番手。フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が1分38秒593で総合13番手、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分38秒635で総合14番手、アンドレア・イアンノーネ(アプリリア)が1分38秒676で総合15番手。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はFP1で18番手、FP2で14番手、FP2で記録した1分38秒681で総合16番手。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分38秒721で総合17番手に続き、ジョアン・ミル(スズキ)はFP2のセッション終盤に1コーナーで転倒、FP2で記録した1分38秒789で総合18番手となった。総合19番手に1分38秒897でヨハン・ザルコ(KTM)が続いたが、ザルコはFP2のセッション序盤に2コーナーで転倒を喫した。なお、、トップのペトルッチから19番手のザルコまでのタイム差は0.988秒。
以下、総合20番手に1分39秒110でティト・ラバット(ドゥカティ)、FP2で転倒したスミスは、1分39秒410で総合21番手、アブラハムは1分39秒532で総合22番手。二人共、転倒後、メディカルチェックを受け、問題ないことが確認されている。総合23番手に1分39秒774でミゲール・オリベイラ(KTM)。ハフィス・シャリン(KTM)はFP2のセッション序盤に転倒を喫し3周に止まり、FP2の1分40秒894で総合24番手。シャリンもメディカルチェックを受け、問題ないことが確認されている。
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