MotoGP第4戦スペインGPプレビュー
2019/05/03
本日より、MotoGP第4戦スペインGPがスペインのヘレスサーキットで開幕します。いよいよヨーロッパラウンドが始まります。
スペインGPの舞台となるヘレスサーキットは、スペインの南端、アンダルシア地方に位置します。正式名称はヘレスサーキット・アンヘル・ニエト。アンヘル・ニエトは、1960年代から1980年代にかけて小排気量クラスで活躍を収め、通算13回の世界チャンピオンを獲得したスペイン人ライダーですが、2017年に不慮の交通事故により70歳でこの世を去りました。その死を悼み、2018年よりヘレスのサーキット名にアンヘル・ニエトの名前が加わりました。
ヘレスサーキットの全長は4秒4km、左コーナー5、右コーナー8の中速サーキットで、低速コーナーから高速コーナーまで、バラエティにあふれたテクニカルコースです。
パッシングポイントはバックストレートエンド、1コーナー進入、9コーナー、そして最終コーナー進入で、ハードブレーキングが要求されるコースであり、スターティンググリッドが重要なコースと言われます。
ヘレスは1987年以降、世界グランプリが開催され、以後、スペインGPのホストサーキットとして長い歴史を持つコースです。ヨーロッパラウンドの開幕戦の舞台として、例年、ヨーロッパ各国から大勢の観客が詰めかけます。
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