MotoGP第14戦アラゴンGP Moto3決勝
2018/09/24
マルティンがポールtoウイン
MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto3クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温26度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。決勝を前に昨日の予選でスロー走行などにより13人のライダーにグリッド降格ペナルティが課せられ、その中には予選3位のエネア・バスティアニーニ(ホンダ)予選6位のマルコ・ベゼッチ(KTM)らが含まれていた。
決勝が始まるとポールポジションからスタートしたマルティンが1周目からハイペースで後続にリードを取り、1周目に1秒5、2周目に約2秒と序盤から独走態勢を築き、2番手以下が集団のバトルとなったこともあり、その差を周回ごとに広げ、レース中盤には4秒前後のリードを取り独走。序盤に作ったアドバンテージをキープして、だれにも背後を脅かされることなく、19周のレースを走り切り、今シーズン6勝目をマークした。
2番手争いは接戦となり、18番グリッドからスタートしたベゼッチ、15番グリッドからスタートしたバスティアニーニが序盤の内にこの集団に加わる。9人のライダーが接戦を繰り広げた集団の中で何度も順位を入れ替えながら、中盤にはベゼッチ、バスティアニーニ共、一度後方に下がったものの、レース終盤に再び前に出ると、ベゼッチが2位、バスティアニーニが3位でゴールした。
ポイントランキングではマルティンがベゼッチとの差を13ポイントに拡大。バスティアニーニもランキング4位に浮上した。
4位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、5位にマルコス・ラミレス(KTM)が入賞。予選17位の鈴木 竜生(ホンダ)は他のライダーのペナルティにより、8番グリッドからスタート。序盤から2番手争いの集団で健闘。何度も順位を入れ替えながら、最終的に、6位に入賞した。7位にアルベルト・アレナス(KTM)が続き、ここまでが最後まで2番手争いを展開した。
中盤すぎまで2番手争いの集団にいたアダム・ノロディン(ホンダ)は終盤に遅れ、8位。9位にジャウマ・マシア(KTM)、10位にジョン・マクフィー(KTM)の順で続いた。
真崎 一輝(KTM)予選のスロー走行ペナルティで4グリッド降格の24番手からスタート。序盤は入賞圏内を争ったが、21位でゴール。鳥羽 海渡(ホンダ)は17番グリッドからスタートしたものの、26位でチェッカーを受けた。
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