MotoGP第14戦アラゴンGP Moto2決勝

2018/09/24

ビンダーがポールtoウイン
MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto2クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー（KTM）が優勝した。

Moto2クラスの決勝レースは気温28度、路面温度41度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたビンダーは1周目のコントロールラインをトップで通過するが、2周目の最終コーナー進入でアレックス・マルケス（カレックス）がビンダーを交わしてトップに浮上。序盤はマルケスがレースをリードする。

2番手にビンダー。3番手にフランチェスコ・バニャーヤ（カレックス）が続くが、13周目の最終コーナーで、ビンダーとバニャーヤのラインが交錯。接触によりバニャーヤが遅れ、この間にロレンツォ・バルダッサーリ（カレックス）が3番手に浮上する。

ビンダーは14周目の12コーナーでマルケスの前に出るが、マルケスもすぐに抜き返し、トップをキープ。しかし、次の15周目の12コーナーで再びビンダーが仕掛けトップに浮上する。

3番手争いは、16周目の3コーナーでバルダッサーリがラインを外し、この間にバニャーヤが3番手浮上。バニャーヤは19周目の1コーナーでマルケスを交わして2番手に浮上する。この時点でビンダーは2番手以下に約1秒のリードを取っており、バニャーヤはビンダーを追ったものの、その差は縮まることなく、ビンダーが今シーズン2勝目を記録した。

バニャーヤはグランプリ通算100戦目を2位でゴール。3番手争いは終盤にマルケスとバルダッサーリが接戦を展開。20周目の2コーナーでバルダッサーリが3番手に浮上するも、マルケスも5コーナーでポジションを奪還。しかし、8コーナーで再びバルダッサーリが3番手に浮上し、今シーズン4回目の表彰台となる3位に入賞した。

マルケスは中盤までレースをリードしながら、4位でチェッカーとなった。5位にマーセル・シュローター（カレックス）、6位にホアン・ミル（カレックス）が続き、ミゲール・オリベイラ（KTM）は7位に入賞したが、ポイントリーダーのバニャーヤとのポイント差は19ポイントに拡大した。

8位にマッティア・パシーニ（カレックス）、9位にファビオ・クアルタラーロ（スピードアップ）、10位にホルヘ・ナバーロ（カレックス）が入賞し、長島哲太（カレックス）は今シーズン4回目の入賞となる15位に入賞した。