MotoGP第11戦オーストリアGP Moto2 2日目予選
2018/08/12
バニャーヤが今季3度目のポール獲得
MotoGP第11戦オーストリアGP、Moto2クラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)が1分29秒409でポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選は気温23度、路面温度36度のドライコンディションで争われた。バニャーヤはセッション序盤からリーダーボードのトップをキープ。開始9分経過前にファステストラップとなる1分29秒409を記録。その後、このタイムを上回る者は現れず、今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。ただし、バニャーヤはセッション終了直前のアタックラップ中、ガス欠に見舞われ、3コーナーでマシンを止めて、アタックを終了した。
2番手に1分29秒719でミゲール・オリベイラ(KTM)が続いた。オリベイラはセッション終盤に自己ベストを更新、今シーズン初フロントロウ、ベストグリッドとなる2番手を獲得。3番手に1分29秒930でファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)が続き、今シーズン2度目のフロントロウを獲得した。
ホルヘ・ナバーロ(カレックス)が1分29秒971でMoto2ベストグリッドタイとなる4番手に続き、アレックス・マルケス(カレックス)は残り約13分の3コーナーで転倒したが、すぐに再スタート、セッション序盤に記録した1分30秒058で5番手となった。
6番手に1分30秒069でマッティア・パシーニ(カレックス)、7番手に1分30秒095でマーセル・シュローター(カレックス)、8番手に1分30秒125でブラッド・ビンダー(KTM)が続き、9番手に1分30秒135でロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)。バルダッサーリ自己ベストを記録した後、はセッション終盤に4コーナーで転倒を喫したが、すぐに再スタートした。ルカ・マリーニ(カレックス)はセッション中盤に7コーナーで転倒、この際、路面に破損したパーツが残り、セッションは一時赤旗中断となったが、すぐに再開された。マリーニはセッション序盤に記録した1分30秒194で10番手。
長島 哲太(カレックス)は1分30秒555で21番手。長島はトータル20周を周回し、17周目にベストラップを記録している。ただし、予選後、オフィシャルタイヤサプライヤーが指定する空気圧よりも低い空気圧で走行していたことで、指定空気圧で走行していなかったラップタイムはキャンセルとなった。
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