MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3 2日目予選
2018/08/12
ベゼッチがグランプリ初ポール、マルティンが2番手
MotoGP第11戦オーストリアGP、Moto3クラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行ない、マルコ・ベゼッチ(KTM)がで1分38秒617ポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの2日目は午前中のフリー走行3回目はウエット、予選もコースイン開始時点ではレインタイヤでスタートしたが、セッション中に路面コンディションが回復、ライン上がドライとなったセッション終盤の残り10分は、スリックタイヤでのタイムアタックとなった。
残り約6分でフィリップ・エッテル(KTM)がトップに立つが、直後にホルヘ・マルティン(ホンダ)が逆転。エッテルは続く周回でファステストをさらに更新し、さらにアロン・カネト(ホンダ)、エッテル、ベゼッチ、マルティンがリーダーボードのトップを入れ替えながらアタックを繰り広げていく。
残り35秒でベゼッチは1分39秒540を記録してトップに立つが、直後にマルティンが1分39秒259をマークして逆転。しかし、ベゼッチが最後のアタックラップで1分38秒617をたたき出し、グランプリ初ポールポジションを獲得した。
マルティンが1分38秒695で2番手。先週のチェコGP初日に転倒し、左手首を骨折した後、手術を受けて今レースに臨んだマルティンは、ウエットのフリー走行3回目はリスクを回避して走行をキャンセルしたが、予選でドライとなると、ケガの影響を感じさせない走りを見せ、欠場によりランクトップを譲り渡したベゼッチに続く2番グリッドで復活した。
3番手に1分39秒255でアルベルト・アレナス(KTM)が続き、カネトは1分39秒500で4番手に。5番手に1分39秒548でトニー・アルボリーノ(ホンダ)、6番手に1分39秒876でガブリエル・ロドリゴ(KTM)、7番手に1分39秒901でマルコス・ラミレス(KTM)の順で続き、エッテルは1分40秒022で8番手。9番手に1分40秒125でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、10番手に1分40秒295でアダム・ノロディン(ホンダ)の順で続いた。
日本勢では鈴木 竜生(ホンダ)が1分40秒759で17番手、佐々木 歩夢(ホンダ)が1分40秒848で18番手。真崎 一輝(KTM)が1分42秒501で25番手、ワイルドカード参戦の小椋 藍(ホンダ)が1分43秒361で26番手、鳥羽 海渡(ホンダ)が1分43秒993で28番手から決勝に臨む。
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