MotoGP第11戦オーストリアGP MotoGP 2日目予選
2018/08/12
マルケスがドゥカティ勢を抑えてポール獲得
MotoGP第11戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分23秒241でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスも2日目午前中のフリー走行3回目はウエットとなり、3回のフリー走行総合トップは、初日総合トップのアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)となった。
予選前のフリー走行4回目はドライコンディションとなり、マルケスがトップタイムを記録。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1もドライコンディションで争われ、Q1で上位につけたのアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)とアレックス・リンス(スズキ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温22度、路面温度31度のドライコンディションで争われた。
Q2でまずトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。ロレンソは開始3分経過前に1分24秒232を記録してリーダーボードのトップに立つ。しかし、その直後にマルケスが1分23秒810を記録して逆転。マルケスは開始4分22秒で1分23秒511とファステストを更新して1回目のアタックを終える。
2回目のアタックが始まると、ロレンソが残り7分を切ったところで1分23秒415を記録してトップに浮上する。マルケスも2回目のアタックで1分23秒395を記録してトップを奪還。ロレンソは2回目のアタックを終えてピットに戻り、リアタイヤのみ交換して3回目のアタックを行なう。しかし、残り5分を切ったところでマルケスが1分23秒241とさらにファステストを更新。マルケスが今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。
2番手に終盤のアタックで自己ベストとなる1分23秒243を記録したドビジオーゾが続き、ロレンソは3回目のアタックで1分23秒376と自己ベストを更新したものの、ドビジオーゾに逆転され3番手に終わった。
4番手に1分23秒503でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、5番手に1分23秒812でカル・クロッチロウ(ホンダ)、6番手に1分23秒887でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、7番手に1分23秒922でティト・ラバット(ドゥカティ)、8番手に1分24秒091でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、9番手に1分24秒124でダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、Q1からQ2に進出したリンスが1分24秒227で10番手に。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は1分24秒284で11番手、バウティスタは1分24秒342で12番手。ここまでがQ2のタイム順にグリッドを決定。
以下、Q1のタイム順にブラドリー・スミス(KTM)が1分24秒245で13番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分24秒309で14番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分24秒762で15番手。
16番手に1分24秒767でフランコ・モルビデリ(ホンダ)、17番手に1分24秒805でジャック・ミラー(ドゥカティ)、18番手に1分24秒834でハフィス・シャリン(ヤマハ)、19番手に1分24秒868でハビエル・シメオン(ドゥカティ)、20番手に1分25秒067でスコット・レディング(アプリリア)の順で続き、中上 貴晶(ホンダ)はQ1で1分25秒178で11番手、21番グリッドから決勝に臨む。以下、22番手に1分25秒310でトーマス・ルティ(ホンダ)、23番手に1分25秒339でカレル・アブラハム(ドゥカティ)の順となった。
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