MotoGP第1戦カタールGP Moto3決勝
2018/03/19
MotoGP第1戦カタールGP、Moto3クラスは、カタールのロサイルインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは現地時間の16時00分にスタート、気温25度、路面温度33度のドライコンディションの下、18周で争われた。
マルティンは1周目からトップに立ち、序盤はエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、アロン・カネト(ホンダ)がマルティンを追いトップ集団を形成したが、6周目の6コーナーでバスティアニーニがスリップダウン。再スタートできず、リタイアに終わってしまう。この時点でトップの二人と後続集団には約1秒の差ができ、ここからマルティンとカネトの一騎打ちのトップ争いとなる。ゴールライン手前のスリップの使いあいによって、カネトが何度か前に出るが、レースを終始リードしたのはマルティン。最後はゴールライン手前でカネトがスリップから前に出ようとするが、マルティンが逃げ切り、開幕戦優勝を達成。マルティンはグランプリ通算2勝目を記録した。カネトはコンマ023秒差の2位。
トップグループが逃げた後、セカンドグループは6台の接戦となったが、終盤には10台以上の大集団によるバトルが繰り広げられ、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)がグランプリ初表彰台となる3位に入賞。僅差の4位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、5位にガブリエル・ロドリゴ(KTM)、6位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が続き、鳥羽 海渡(ホンダ)は中盤にサードグループを争っていたが、終盤にセカンドグループに追いつくと、7位でゴール。僅差の8位に佐々木 歩夢(ホンダ)が入賞した。9位にヤコブ・コンフェイル(KTM)、10位にアンドレア・ミーニョ(KTM)が続いた。
ルーキーの真崎 一輝(KTM)は序盤からポイント圏内を走行、終盤にはセカンドグループ後方のポジション争いに競り勝ち、13位に入賞した。鈴木 竜生(ホンダ)は初日の転倒で負傷し以後のセッションを欠場した。
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