MotoGP第1戦カタールGP MotoGP 2日目予選
2018/03/18
MotoGP第1戦カタールGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイルインターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が1分53秒680でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたジャック・ミラー(ドゥカティ)とマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は現地時間の19時45分より、ナイトセッションとして、気温24度、路面温度25度のドライコンディションで争われた。
セッション序盤、ザルコが開始4分30秒すぎに1分54秒700のファステストを記録するが、直後にマルク・マルケス(ホンダ)が1分54秒411を記録して逆転。マルケスは続く周回で1分54秒368を記録してリーダーボードのトップをキープする。しかし、その直後にドビジオーゾが1分54秒074とファステストラップを更新して1回目のアタックを終了する。
残り5分を切って最後のアタックが始まり、ドビジオーゾがリーダーボードのトップをキープしていたが、ザルコが最後のアタックで逆転、1分53秒680をたたき出し、2008年(800cc/ブリヂストンタイヤ/現在よりマシンの各種技術規則はゆるやかだった)以来のレコード更新となる新ポールポジションレコードを樹立した。ザルコのポールポジション獲得は2017年の日本GP以来、MotoGPクラス通算3回目となるポール獲得。ザルコはフリー走行3回目でトップタイムを記録、フリー走行4回目では16コーナーで転倒を喫したが、ダメージはなかった。
終盤のアタックで1分53秒882と自己ベストを更新したマルケスが2番手、最後のアタックで1分53秒887を記録したダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が3番手に続いた。
ラストアタックで1分54秒072を記録したカル・クロッチロウ(ホンダ)が4番手に浮上し、ドビジオーゾは2回目のアタックで自己ベストを更新できず、1分54秒074で5番手に終わった。
6番手に1分54秒339でアレックス・リンス(スズキ)、7番手に1分54秒368でダニ・ペドロサ(ホンダ)、8番手に1分54秒389でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、9番手に1分54秒431でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)の順で続き、Q1トップでQ2に進出したジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分54秒449で10番手に浮上。 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1分54秒619で11番手、昨年のポールシッター、ビニャーレスは1分54秒707で12番手に終わった。
以下、Q1のタイム順にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分55秒140で13番手、フランコ・モルビデリ(ホンダ)は1分55秒169でルーキートップとなる14番手を獲得。ハーフィス・シャハリン(ヤマハ)が1分55秒258で15番手に続き、16番手に1分55秒273でティト・ラバット(ドゥカティ)、17番手に1分55秒380でスコット・レディング(アプリリア)、18番手に1分55秒381でトーマス・ルティ(ホンダ)、19番手に1分55秒392でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、20番手に1分55秒553でブラドリー・スミス(KTM)、21番手に1分55秒638でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、22番手に1分55秒706でポル・エスパルガロ(KTM)の順。
中上 貴晶(ホンダ)はフリー走行総合15番手でQ1に進出したが、Q1直前のフリー走行4回目に15コーナーで転倒。その影響もあり、Q1では1分56秒401で23番手に終わり、23番グリッドからMotoGPデビューレースを迎えることになった。ハビエル・シメオン(ドゥカティ)は1分56秒545で24番手。
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