小雨の中で始まったJ-GP2決勝。オープニングラップを制したのは生形秀之(エスパルスドリームレーシング)。関口太郎(SOX Team TARO PLUSONE)、水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.)、岩戸亮介(Team 髙武 RSC)と続く。オープニングラップで伊藤勇樹(伊藤RACING)、榎戸育寛(MOTO BUM HONDA)が姿を消す波乱のスタート。
生形が逃げ切り体制に移る。関口と水野はし烈な2位争いを開始。2周目に関口を捕えた水野が生形との差を詰める。関口もしっかりと2台についていき、3台がトップ集団を形成する。
8周目のシケインで水野がトップ浮上。水野、生形、関口の順番に替えて3台はつかず離れず周回を重ねる。
レース終盤に向けて徐々に水野が逃げ切り体制に移った。
16周目。関口が生形の前に出た。トップ水野はコンマ9秒先。その差をみるみる詰めていく。
ラストラップ。関口は水野との差をコンマ3秒まで詰めた。しかし順位を替えるまでには至らず、水野が開幕3連勝を達成。関口は2位でチェッカー。生形は3位表彰台を獲得した。