決勝日最後にスケジュールされたST600決勝。雨は降りやまず、さらに霧も経ち込めてきた。
オープニングラップから後続を引き離してトップ争いを開始したのは岡本裕生(51ガレージ チームイワキ)と横江竜司(SHOP Union 東北)。しかし4周目に横江が転倒。これで岡本がトップ独走体制に。
その背後で2位争いを始めたのは前田恵助(伊藤RACING・GMDスズカ)、星野知也(TEAM PLUSONE)。6周目に星野の前に出た前田が星野を引き離しながら2番手単独走行を開始する。
レース折り返しの9周終了時点で2番手に9秒以上のアドバンテージを築いた岡本。そのまま全日本初優勝を飾った。前田は2位でチェッカー。星野が3位表彰台を獲得した。