ヤマハが2025年鈴鹿8耐にファクトリーチームで参戦することを発表
2025/03/21
参戦車両となる「YZF-R1」はその象徴として、1964年のロードレース世界選手権で初めて使用し当社レーシングマシンの伝統的なカラーリングの一つであるホワイト×レッドを採用。そのデザインは1999年、世界500台限定で発売し、同年の鈴鹿8耐に参戦した「YAMAHA RACING TEAM」の「YZF-R7」にインスパイアされて新たにリデザインした特別なものとなる。
チーム名は1990年代後半当時のファクトリーチームが使用した「YAMAHA RACING TEAM」とするほか、チームロゴも当時のロゴをモチーフにアップデートしたデザインを採用。さらにライダーやチームスタッフが着用するウエアやピットガレージも1999年のデザインをベースにトータルコーディネートする。
ライダーには、全日本ロードレース選手権の最高峰クラスとなるJSB1000に参戦し、通算89勝、12回のチャンピオンを獲得したほか、鈴鹿8耐でも4度の優勝経験を持つ中須賀克行を日本代表として起用。残る2人は、MotoGPやSBKに参戦するヤマハライダーから選抜することが発表された。
チーム監督は、1999年に「YZF-R7」で鈴鹿8耐に出場。同年、全日本の最高峰であったスーパーバイククラスで「YZF-R7」でチャンピオンに輝いた1990年代を代表するヤマハのファクトリーライダーである吉川和多留氏が務める。
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