2025 FIM R3 BLU CRU ワールドカップが開幕前にミサノでテスト
2025/03/19
今月末にポルトガルのポルティマオで開幕する2025 FIM R3 BLU CRU ワールドカップの公式プレシーズンテストが3月17日と18日の2日間、イタリアのミサノ(ミサノ ワールド サーキット マルコ シモンチェリ)で行なわれた。
FIM R3 CLU CRU ワールドカップは、SBK(スーパーバイク世界選手権)のヨーロッパラウンド併催で行なわれるヤマハYZF-R3ワンメイク(タイヤはピレリのワンメイク)による若手ライダー育成レースシリーズで、チャンピオンにはヤマハのサポートにより、FIM スーパースポーツ300世界選手権参戦のチャンスが与えられる。
2025年シーズンは今月末(3月28日~30日)にポルティマオで開催されるポルトガルラウンドで開幕、イタリアのミサノ、イギリスのドニントン・パーク、ハンガリーのバラトン・パーク、スペインのアラゴン、ポルトガルのエストリルと全6戦で争われる。
2025年シーズンのFIM R3 CLU CRU ワールドカップには、世界10カ国から18名のライダーがレギュラー参戦。日本人ライダーでは、2024年MFJカップJP250国際クラスチャンピオンの久川鉄平と、2024年ヤマハR3bLU cRU アジア-パシフィック選手権チャンピオンの奥貫 翔の2名がレギュラー参戦する。
ミサノで行なわれたプレシーズンテストでは、月曜日に参加者はおそろいのレース用装具一式を受け取った後、マシンの抽選会に参加。FIM R3 CLU CRU ワールドカップでは各ライダーがランダムに番号を選び、年間を通じてどのR3でレースするかを決め、全員に公平な競争の場が確保されている。
その後、ブリーフィングを経て、フォトセッションが行なわれ、火曜日のコース走行に先立ち、各ライダーとメカニックがオフィシャルメカニックから専門的な技術アドバイスを受けながら、バイクの調整を行なった後、シリーズのテクニカルマネージャーであるセルジオ・バラットがライダーたちをトラックウォークに導き、サーキット攻略のアドバイスを提供。火曜日には、2024年スーパースポーツ300ワールドチャンピオンであり、2023年FIM R3 BLU CRU ワールド カップランキング2位のアルディ・サティア・マヘンドラが見守る中、20分間の走行セッションを5回行なった。
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