MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス2日目 予選
2025/03/16
MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、アルゼンチン、アウトドロモ・インテルナシオナル・デ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。日本時間午後8時40分(現地時間午前8時40分)から30分間行なわれたフリー走行2は、気温18度、路面温度22度、湿度84%、曇りのドライコンディション。
この走行では、マッテオ・ベルテッレ(KTM)が1分46秒303を記録し、歴代コース新記録で1番手となった。2番手はダビド・ムニョス(KTM)1分47秒044、3番手ステファノ・ネパ(ホンダ)1分47秒074。山中琉聖(KTM)は1分47秒458で11番手、古里太陽(ホンダ)は1分48秒510で24番手だった。この走行では、ダビド・アルマンサ(ホンダ)やルカ・ルネッタ(ホンダ)など、転倒が多かった。
日本時間深夜12時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で争われた予選Q1は、気温20度、路面温度27度、湿度82%、始まる頃にはレッドクロスの旗が振られ、雨の心配があったものの、濃い雲の中のドライコンディションで行なわれた。
トップは3周目に1分47秒687を記録したベルテッレ。2番手マルコス・ウリアテ(ホンダ)は1分48秒149。3番手に8周目で1分48秒199を記録した古里が入った。4番手は、ケガで欠場のノア・デットウィラー(KTM)の代役アドリアン・クルセス(KTM)で1分48秒201。以上4名はQ2進出権を獲得した。5番手のルーキー、ルシェ・モードレー(KTM)は1分48秒202という僅か0.001秒差でQ2進出を逃した。
日本時間深夜1時15分(現地時間午後1時15分)から15分間で開催されたQ2は、気温20度、路面温度28度、湿度82%、曇りのドライコンディション。序盤は雨も降るかもしれないような状況だったが、後半は記録が伸び、Q1から進出したベルテッレが6周目に1分46秒034を記録してポールポジションを獲得した。ベルテッレは自身がフリー走行2で記録した歴代コースレコードを更新。2番手はアンヘル・ピケラス(KTM)が入り1分46秒266。ピケラスのチームメイト、山中は8周目に1分46秒330を記録して3番手に入った。4番手がホンダ勢トップのアルマンサで1分46秒363。
古里は2周目の1分47秒237で14番手。古里は終盤のタイムアタック中、二コラ・カラッロ(ホンダ)と走行ラインが被り、記録を伸ばし切れなかった様子だった。トップから14番手の古里のタイム差が1.203という接戦になっている。明日、日本時間深夜12時(現地時間午後12時)から18周で争われる決勝は、山中1列目3番、古里5列目14番スタートとなった。
MotoGP 第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス2日目 予選
1 マッテオ・ベルテッレ (KTM) 1分46秒034 (Q2)
2 アンヘル・ピケラス (KTM) 1分46秒266 (Q2)
3 山中琉聖 (KTM) 1分46秒330 (Q2)
4 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 1分46秒363 (Q2)
5 アルバロ・カルペ (KTM) 1分46秒645 (Q2)
6 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分46秒662 (Q2)
7 リカルド・ロッシ (ホンダ) 1分46秒731 (Q2)
8 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分46秒891 (Q2)
9 ヴァレンティン・ペロネ (KTM) 1分46秒896 (Q2)
10 ジョエル・エステバン (KTM) 1分46秒902 (Q2)
14 古里太陽 (ホンダ) 1分47秒237 (Q2)
こんな記事も読まれています