MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラス1日目 プラクティス
2025/03/15
MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アルゼンチン、アウトドロモ・インテルナシオナル・デ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。日本時間午後10時45分(現地時間午前10時45分)から45分間行なわれたフリー走行1では、まだ少しウェットパッチが残っていた。気温18度、路面温度21度、湿度79%、曇りのドライコンディション。
この走行トップは、タイGPダブル優勝のマルク・マルケス(ドゥカティ)で記録は1分38秒937。2番手はヨハン・ザルコ(ホンダ)1分38秒963、3番手アレックス・マルケス(ドゥカティ)が1分39秒208。小椋藍(アプリリア)は1分40秒162で15番手だった。
日本時間深夜3時(現地時間午後3時)から1時間行なわれたプラクティスは、気温20度、路面温度31度、湿度65%、曇りのドライコンディション。ウェットパッチはこの時間はすっかりなくなっていた。スタートから10分も経たずに、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がマシントラブルのために手押しでピットへ向かう姿があった。
中盤に入り、9周目でマルク・マルケスが1分37秒739を記録してトップへ。3番手タイムを記録していたザルコは2コーナーで転倒。イエローフラッグが出された。残り15分を切った頃、19周目にマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が1分37秒510を記録し、マルク・マルケスが2014年に記録した歴代コース記録の1分37秒683を更新した。
その後、残り10分を切ると19周目で前ミディアム後ソフトのニュータイヤを使ったマルク・マルケスが1分37秒438を出し、再びトップへ。マルク・マルケスはその後も後ソフトのみ新しいものへ履き替え、最終24周目には1分37秒295までタイムを縮め、1番手となった。2番手には、最終22周目で1分37秒430を叩き出したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が入った。3番手は、アレックス・マルケスで記録は22周目の1分37秒496。上位3名を含む多くのライダーがタイヤ選択は、前ミディアム後ソフトで記録を伸ばしていた。
ベゼッキが4番手、ブラッド・ビンダー(KTM)が5番手、アレックス・リンス(ヤマハ)は6番手、ザルコ7番手。ドゥカティ勢がトップ3を固めたものの、7番手までに5メーカー全てが入る結果となった。8番手ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、9番手ペドロ・アコスタ(KTM)、10番手は終盤転倒を喫したフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。アコスタも走行終了後に転倒していた。以上10名は明日の予選Q2スタートが出来る。
小椋藍(アプリリア)は24周目に前ミディアム後ソフトタイヤで記録した1分37秒855で11番手。明日はMotoGPクラス初の予選Q1出場となる。MotoGPクラスもトップのマルク・マルケスから15番手ルカ・マリーニ(ホンダ)までが1秒以内の差でひしめき合っている。
MotoGPクラスは土曜日、日本時間午後10時10分(現地時間午前10時10分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、続いて予選Q1、Q2がそれぞれ15分間で開催される。Q1は日本時間午後10時50分(現地時間午前10時50分)、Q2は日本時間午後11時15分(現地時間午前11時15分)スタート。更に日本時間深夜3時(現地時間午後3時)からは12周でスプリントが争われる。
MotoGP 第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラス1日目 プラクティス
1 マルク・マルケス(ドゥカティ) 1分37秒295 (P)
2 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 1分37秒430 (P)
3 アレックス・マルケス(ドゥカティ) 1分37秒496 (P)
4 マルコ・ベゼッキ(アプリリア) 1分37秒510 (P)
5 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分37秒546 (P)
6 アレックス・リンス(ヤマハ) 1分37秒591 (P)
7 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 1分37秒685 (P)
8 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分37秒818 (P)
9 ペドロ・アコスタ(KTM) 1分37秒827 (P)
10 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 1分37秒834 (P)
11 小椋藍(アプリリア) 1分37秒855 (P)
12 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 1分37秒931 (P)
13 ジョアン・ミル(ホンダ) 1分37秒975 (P)
14 ジャック・ミラー(ヤマハ) 1分38秒058 (P)
15 ルカ・マリーニ(ホンダ) 1分38秒136 (P)
16 マーベリック・ビニャーレス(KTM) 1分38秒315 (P)
17 フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ) 1分38秒347 (P)
18 ミゲール・オリベイラ(ヤマハ) 1分38秒694 (P)
19 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 1分38秒651 (P)
20 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 1分38秒746 (P)
21 エネア・バスティアニーニ(KTM) 1分38秒785 (P)
22 ロレンツォ・サルバドーリ(アプリリア) 1分39秒076 (P)
こんな記事も読まれています