リンスが優勝でランキング2位に浮上 (MotoGP第16戦オーストラリアGP Moto2 決勝)
2015/10/19
MotoGP第16戦オーストラリアGP、Moto2クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで決勝レースを行ない、アレックス・リンス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温15度、路面温度42度のドライコンディションで争われた。予選2番手のアクセル・ポンス(カレックス)が好スタートを切るが、ジャンプスタートのペナルティを取られてしまう。リンスは1周目にトップに浮上すると、その後、後続とのリードを取り独走、レース中盤には2秒以上のリードを取り、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン2勝目をマークした。ランキングでもティト・ラバット(カレックス)が欠場したことにより、リンスが2番手に浮上した。
2番手争いは序盤はサム・ロウズ(スピードアップ)がリード、9周目にトーマス・ルティ(カレックス)がロウズを交わして2番手に浮上し、トップを行くリンスを追ったが、ルティはレース終盤に入った17周目の10コーナーでコースオフ、グリーン上で転倒を喫し、再スタートできたもののポジションを下げてしまう。これで再びロウズが2番手となり、そのままポジションを守って2位でゴール、表彰台を獲得した。3番手争いはロレンソ・バルダッサーリ(カレックス)が17周目にジョナス・フォルガー(カレックス)を交わして3番手に浮上、フォルガーはバルダッサーリを追ったものの、22周目に突然スローダウン、ピットに戻ってリタイアとなった。リアタイヤのトラブルが発生した模様。これでバルダッサーリがMoto2初表彰台を獲得。
中上 貴晶(カレックス)は序盤は10番手前後を走行していたものの、中盤から終盤にペースが上がり、4位まで追い上げてゴール。5位にハビエル・シメオン(カレックス)、6位にルイス・サロム(カレックス)、7位にヨハン・ザルコ(カレックス)、8位にミカ・カーリョ(カレックス)、9位にアレックス・マルケス(カレックス)、10位にランディ・クルメナヒャー(カレックス)の順で続いた。
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