サイクスがポールを獲得(SBK最終戦カタール 予選)
2015/10/18
SBK(スーパーバイク世界選手権)第13戦カタールラウンドは、カタールのロサイル・インターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分56秒821でポールポジションを獲得した。
3回のフリー走行総合でトップとなったのはジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)。フリー走行総合上位10名のライダーがスーパーポール2に進出。スーパーポール1で上位に入ったダビド・サロム(チームペデルチーニ)とレアンドロ・メルカド(バーニレーシングチーム)を加えた12名のライダーでスーパーポール2が争われた。
気温30度、路面温度34度のドライコンディションで行なわれた15分間のスーパーポール2でまずトップに立ったのはマイケル・ファン・デル・マーク(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)、トーレス、サイクスが続いてトップに浮上し、セッション終盤にはレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)、ジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)とめまぐるしくトップが入れ替わった。サイクスは最後のアタックでスーパーポールレコードとなる1分56秒821をたたき出し、トップに浮上、今シーズン6回目となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分56秒997でチャンピオンのレイが続き、カワサキが予選ワンツーを獲得。3番手に1分57秒384でチャビ・フォレス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が続き、代役参戦のフォレスはSBK初フロントロウを獲得。
4番手に1分57秒406でデイビス、5番手に1分57秒449でハスラムが続き、フリー走行で好調だったトーレスは1分57秒601で6番手に終わった。7番手に1分57秒638でアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)、8番手に1分57秒644でランディ・ド・ピュニエ(ボルトコム・クレセント・スズキ)、ファン・デル・マークは最後のアタックで自己ベストを更新したが、1分58秒034で9番手。10番手に1分58秒565でスーパーポール1から勝ち上がったメルカドがジャンプアップに成功。11番手に1分58秒741でマッテオ・バイオッコ(アルテアレーシング)、12番手に1分59秒289でサロムが続き、シルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)はスーパーポール1でセッション3番手に終わり、スーパーポール2に進出を逃し、スーパーポール1で記録した1分58秒768で13番手から決勝に臨む。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ケナン・ソフォグル(カワサキ・プセッティレーシング)が2分00秒989でポールポジションを獲得。2番手に2分01秒781でルーカス・マヒアス(MGコンペティション)、3番手に2分01秒908でジーノ・レイ(CIAランドロード インシュランス・ホンダ)の順で続いた。WSSの予選はセッション序盤に転倒車からオイルが出たため赤旗中断、20分間の中断をはさんだ後、再開されたが、これに伴い、SBKのスーパーポール1、スーパーポール2はそれぞれ予定より20分遅れのスタートとなった。
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