全日本RR第7戦岡山【J-GP3決勝】若松怜がうれしい初ポールtoウインを達成
2024/09/29
優勝
若松怜(JAPAN POST docomo business TP)
「事前テストから去年のベストタイム近くまで出すことができ、予選でも目標だった1分39秒台をクリアすることができました。決勝では逃げたかったのですが、尾野選手や木内選手が仕掛けてくることが多く、なかなか前に出ることができませんでした。でも最後に前に出て優勝できたのですごくうれしいです」
「今回は事前テストから単独でタイムを刻めたことが、決勝でもバトルできた勝因かなと思います。尾野選手はキャリアも長いですし、引き出しも多いので、チャンピオン争いは簡単ではないことは分かっています。でも最後まであきらめずに鈴鹿に向かいたいです。可能性はゼロではないので、気持ちを切らさずに頑張りたいです」
2位
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「ホールショットが取れたので、プッシュはせずにバイクの状態を確認しながら走っていました。先頭でいる限りは自分のペースで走ろうという感じです。若松選手が仕掛けてきましたが、自分のラップタイムが上がらないことは分かっていたので、厳しい展開でレースしていました。その中で、最終ラップまで勝負を持ち込めたのはよかったことだと思っています。何個かある勝負ポイントで今回は若松選手の方が上で、悔しい結果になりました」
「今まで3年間は楽な展開で最終戦を迎えていましたが、今年は前に出た方がチャンピオンというチャンピオンシップらしい最終戦になります。ここ数戦、若松選手が速くなってきていて、これまでの戦いよりも厳しくなるとは思いますが、いい勝負ができるように準備したいです」
3位
木内尚汰(Team Plusone)
「自分にはアベレージタイムがなかったので、1分40秒前半での周回はきつくて、ついていくのがやっとでした。そのために勝負どころも作れず、最終ラップも途中で離れてしまいました。前の二人に何かあれば…と思っていたけれどそれもなく。最後、尾野選手と接触してしまいましたが、3位でゴールできてよかったです」
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