MotoGP第15戦インドネシアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/09/29
MotoGP第15戦インドネシアGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、インドネシア、プルタミア・マンダリカ・サーキットで開催された。日本時間午後2時15分(現地時間午後1時15分)から22周で始まった決勝は、気温29度、路面温度59度、湿度76%、晴れ渡ったドライコンディション。時折、風速15km/hの風が吹いていた。
スタート前には、サイティングラップでジャビ・カルデルス(フォーワード)が10コーナーで転倒するハプニングがあった。好スタートでホールショットを奪ったのは3番グリッドスタートの小椋藍(ボスコスクーロ)。アロン・カネト(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、ジェイク・ディクソン(カレックス)、アロンソ・ロペス(カレックス)、ソムキャット・チャントラ(カレックス)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、デニス・オンジュ(カレックス)、ジェレミー・アルコバ(カレックス)のトップ10。
後方では、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)と接触し、ジャウメ・マシア(カレックス)が1コーナーで転倒。第2セクターではチャントラの足がイン側に居たアルデゲールと接触し、チャントラは10コーナーでコースアウト。更に後方ではセナ・エイジアス(カレックス)が10コーナーで転倒。1周目中盤で、カネトとアロンソが小椋の前に出て、ディクソン、アルデゲール、ゴンザレス、オンジュ、ダリン・ビンダー(カレックス)、ジョー・ロバーツ(カレックス)、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)と続いた。
カネトは徐々に2番手以降を突き放す。3周目、アロンソ、小椋、アルデゲールに続いて5番手を走行していたディクソンが10コーナーで転倒。後方では、カルデルスも転倒。その後もカネトが徐々にトップを単独走行の様相となり、6周目にはアルデゲールが小椋を抜いて、ロペスとアルデゲールが激しく2番手を争っていた。8周目、アルデゲールがマシントラブルからか、ロペスとの接触を避けるようにラインから外れ、9番手までポジションを落とす。
カネトは折り返しても安定した走りでトップを独走。ロペス、小椋、ゴンザレスは激しい2番手争いとなるが、12周目に小椋が再びアロンソの前に出た。16周目には、ポイントランキング2番手のセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が5-6コーナーで激しく転倒。4周目には1分33秒840のレースラップを記録したトップのカネトは21周目まで1分34秒台を守り続け、最終ラップはウィリーでチェッカー。小椋は2位、ロペスが3位に入った。
一度は9番手までポジションを落としたアルデゲールは再びペースを取り戻して4位でチェッカー。5位ビンダー、6位ロバーツ、7位トニー・アルボリーノ(カレックス)、8位ゴンザレス、9位オンジュ、10位マルコス・ラミレス(カレックス)。佐々木は16位完走。
年間ポイントは小椋が208でトップ、2番手ガルシア166、3番手にカネト、4番手ロペスとは優勝回数の差で156ポイントと並んだ。5番手ロバーツ153、6番手アルデゲール146、7番手ビエッティ131、8番手ディクソン130、9番手ゴンザレス128、10番手アルボリーノ122、計算上はアルボリーノまでチャンピオンの可能性が残った。
次戦の日本GPは来週、金曜日に始まる。ポイントリーダーで地元大会を迎える小椋と来期チーム発表が待たれる佐々木、両選手の好結果が日本で観られることを期待したい。
MotoGP 第15戦インドネシアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 アロン・カネト(カレックス)
2 小椋藍(ボスコスクーロ)
3 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
4 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
5 ダリン・ビンダー(カレックス)
6 ジョー・ロバーツ(カレックス)
7 イザン・グエバラ(カレックス)
8 トニー・アルボリーノ(カレックス)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
10 デニス・オンジュ(カレックス)
17 佐々木歩夢(カレックス)
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