MotoGP第15戦インドネシアGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/09/28
MotoGP第15戦インドネシアGP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、インドネシア、プルタミア・マンダリカ・サーキットで開催された。日本時間午前10時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたP2は、気温29度、路面温度43度、湿度75%、部分的には雲があるドライコンディション。
強いと風速10km/hの風があり、その影響からか、この走行もフィリップ・サラッチ(カレックス)が2コーナー、マリオ・アジ(カレックス)が4コーナー、佐々木歩夢(カレックス)が16コーナー、ジェイク・ディクソン(カレックス)も16コーナーで転倒、Moto3のP2に続き転倒が多かった。
このセッションのトップはアロン・カネト(カレックス)で1分33秒077の歴代コース新記録。2番手トニー・アルボリーノ(カレックス)で1分33秒275、3番手フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)で1分33秒441。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分33秒796で7番手、佐々木は1分34秒214で20番手だった。小椋とアジのみP2よりもP1の記録が良かったものの、P1とP2を合わせた結果は変わらず、1番手カネト、2番手アルボリーノ、3番手アルデゲール、7番手に小椋、20番手に佐々木だった。
日本時間午後2時45分(現地時間午後1時45分)から15分で競われた予選Q1は、強い時は風速19km/hの風があった。気温29度、路面温度62度、湿度77%、晴れたドライコンディション。Q1トップは、アルベルト・アレナス(カレックス)1分33秒881、2番手セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)1分33秒964、3番手ダリン・ビンダー(カレックス)1分34秒035、4番手バリー・バルタス(カレックス)1分34秒157。以上4名はQ2進出。佐々木は5周目の記録1分34秒394で8番手。偶然、来年度のMotoGP、EWC両スケジュール発表となった翌日に、ヨシムラから8耐に参戦したアレナス、オートレース宇部から8耐に参戦したバルタス両選手がQ1からQ2へ進出した。
日本時間午後3時10分(現地時間午後2時10分)から15分間で争われた予選Q2は、気温29度、路面温度61度、湿度74%、晴れたドライコンディション。開始まもなく、前戦優勝のセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が5コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。ビエッティは、残り2分前後で再スタートを試みたが、マシントラブルがあったようでピットに戻っていた。
Q2は、終了間際にカネトが7周目で1分33秒434を記録してトップになり、小椋は続いて7周目の1分33秒504で2番手に入ったが、ディクソンが7周目に1分33秒503を記録して2番手。小椋は3番手となった。ディクソンと小椋は0.001秒差。4番手以降も1分33.6秒台が4人続き、16番手までが1分33秒台という緊迫した予選だった。
明日、日本時間午後2時15分(現地時間午後1時15分)から22周で開催される決勝は、ポイントリーダーの小椋が1列目3番、佐々木は8列目22番グリッドスタート。ポイントランキング2番手のガルシアは5列目15番、ランキング3番手のジョー・ロバーツ(カレックス)は3列目8番グリッド。日本GPの直前レース、明日の決勝も見逃せない。
MotoGP 第15戦インドネシアGP Moto2クラス 予選結果
1 アロン・カネト(カレックス) 1分33秒434 (Q2)
2 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分33秒503 (Q2)
3 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分33秒504 (Q2)
4 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分33秒628 (Q2)
5 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分33秒662 (Q2)
6 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分33秒667 (Q2)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分33秒696 (Q2)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分33秒752 (Q2)
9 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分33秒852 (Q2)
10 ジェレミー・アルコバ(カレックス) 1分33秒838 (Q2)
22 佐々木歩夢(カレックス) 1分34秒394 (Q1)
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