MotoGP第11戦オーストリアGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/08/17
MotoGP第11戦オーストリアGP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、オーストリア、レッドブルリンクで開催された。
日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたP2では、徐々に晴れ間が広がるにつれ、風が強めに吹いていた。気温21度、路面温度26度、湿度76%、ドライコンディション。中盤、ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が1分33秒461を出し、歴代コース記録を更新。チームメイトの小椋藍(ボスコスクーロ)は残り10分を切って、2コーナーでハイサイド転倒。
小椋の転倒を受けて、グラベルの砂などを除去するために赤旗中断。日本時間午後4時53分(現地時間午前9時53分)から残り7分13秒が再スタートされた。トップはガルシアのまま、2番手フィリップ・サラッチ(カレックス)1分33秒624、3番手トニー・アルボリーノ(カレックス)1分33秒639。小椋は1分33秒673で5番手、佐々木歩夢(カレックス)は1分34秒411で25番手だった。
全ライダーがP2でP1の記録を更新し、P2の記録のまま、15番手以下のライダーで予選Q1が争われた。日本時間午後8時50分(現地時間午後1時50分)から15分間でQ1が始まる頃には、小椋の右手骨折が判明し、今大会これ以降、欠場することが発表された。
Q1は、気温29度、路面温度36度、湿度51%、かなり晴れてきたドライコンディション。1番手にはゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が入り1分34秒300、2番手にフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)1分34秒324。3番手アルベルト・アレナス(カレックス)1分34秒364、4番手セナ・エイジアス(カレックス)1分34秒513、以上4名はQ2進出。佐々木は1分35秒134で12番手、総合26番手9列目で明日の決勝を迎えることになった。
続いて日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から行なわれたQ2は、気温30度、路面温度37度、湿度50%、ほぼ晴れたドライコンディション。この走行でも2コーナーでマニュエル・ゴンザレス(カレックス)のハイサイド転倒があり、赤旗中断となった。
日本時間午後9時19分(現地時間午後2時19分)から、残りの9分54秒が再開され、5周目に1分33秒855を記録したセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)がポールポジションを獲得した。2番手はアロン・カネト(カレックス)1分33秒913、3番手ガルシア1分33秒992。4番手にトニー・アルボリーノ(カレックス)が入ったものの、アルボリーノはP2でカネトのラインを塞いだとされて3ポジションダウン7番グリッドスタート。ボ・ベンスナイダー(カレックス)には、明日の決勝でロングラップペナルティーが科された。
決勝は明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から23周で争われる。小椋不在となるMoto2クラス、佐々木の活躍と共に、今シーズンは2勝以上が誰も居ない拮抗した戦いをしっかり見届けたい。
MotoGP 第11戦オーストリアGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分33秒855 (Q2)
2 アロンソ・カネト(カレックス) 1分33秒913 (Q2)
3 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 1分33秒992 (Q2)
4 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分34秒093 (Q2)
5 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分34秒110 (Q2)
6 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分34秒155 (Q2)
7 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分34秒185 (Q2)
8 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分34秒195 (Q2)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分34秒235 (Q2)
10 イザン・グエバラ(カレックス) 1分34秒265 (Q2)
26 佐々木歩夢(カレックス) 1分35秒324 (Q1)
こんな記事も読まれています