MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/08/17
MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、オーストリア、レッドブルリンクで開催された。
日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から始まったP2は、気温19度、路面温度24度、湿度85%、雨が降っても不思議ではない厚い雲があるドライコンディション。この走行では、3コーナーで転倒したジョエル・ケルソ(KTM)が1分39秒921を記録し、歴代コースレコードを更新してトップだった。2番手はダビド・アロンソ(CFMOTO)1分40秒008、3番手コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)1分40秒257。
古里太陽(ホンダ)は1分40秒797で13番手、4コーナーで転倒したものの自力でピットに戻り、再スタート出来た鈴木竜生(ハスクバーナ)は1分40秒886で16番手、山中琉聖(KTM)は1分41秒042で18番手だった。昨日のP1と合わせた結果は、山中10番手、古里15番手、鈴木16番手となり、山中はQ2スタート。
日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で始まった予選Q1は、気温26度、路面温度34度、湿度55%、一部曇ったドライコンディション。開始程なく、2コーナーでフィリッポ・ファリオリ(ホンダ)と絡んだスコット・オグデン(ホンダ)の転倒があり、この事故については調査が入った。
中盤5周目で古里は1分40秒882を記録、そのままトップでQ2進出を決めた。2番手はエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)1分41秒211、イエローフラッグとトラックリミット超過のラップキャンセルに苦しんだ鈴木は3番手で1分41秒237。4番手は古里と同じく練習中の怪我でイギリスGPを欠場していたルカ・ルネッタ(ホンダ)で1分41秒449。以上4名はQ2進出を果たした。
日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から15分間で争われた予選Q2は、気温28度、路面温度35度、湿度53%、少し雲があるドライコンディション。午前のP2で歴代コース記録を更新したケルソが終盤1分40秒200を記録してトップに立った直後、2コーナーで再び転倒。残り1分を切ってイバン・オルトラ(KTM)が1分40秒057を記録し、2戦連続ポールポジションを獲得した。
2番手がケルソ、3番手はベイヤーで1分40秒216。ポイントリーダーのアロンソは6番手、山中は1分40秒678で10番手、鈴木は1分40秒927で13番手、古里は1分41秒282で17番手。終盤10コーナーでホセ・アントニオ・ルエダが転倒し、イエローフラッグが出されたため、記録を伸ばしきれなかったライダーも居た。
明日、日本時間午後6時(現地時間午前11時)から20周で始まる決勝。ポイントランキング2番手で地元KTMに乗るオルトラが2戦連続ポールトゥーウィンでアロンソを追撃するのか。日本人勢、日本メーカーのホンダと共に注目したい。
MotoGP 第11戦オーストリアGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 イバン・オルトラ (KTM) 1分40秒057 (Q2)
2 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分40秒200 (Q2)
3 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒216 (Q2)
4 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分40秒259 (Q2)
5 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分40秒287 (Q2)
6 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒338 (Q2)
7 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ) 1分40秒482 (Q2)
8 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分40秒534 (Q2)
9 ダビド・ムニョス (KTM) 1分40秒642 (Q2)
10 山中琉聖 (KTM) 1分40秒678 (Q2)
13 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分40秒927 (Q2)
17 古里太陽 (ホンダ) 1分41秒282 (Q2)
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