MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/08/16
MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3クラス1日目、フリー走行が金曜日、オーストリア、レッドブルリンクで開催された。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、気温21度、路面温度25度、湿度74%、風は強くなく、気持ちよく晴れたドライコンディション。
この走行では、ポイントリーダーのダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分40秒331の歴代コース記録を更新して1番手だった。2番手は、ダニエル・オルガド(ガスガス)で1分40秒573、3番手がジョエル・ケルソ(KTM)で1分40秒793。
鈴木竜生(ハスクバーナ)は1分40秒846で6番手、続いて山中琉聖(KTM)が1分40秒846の同タイムで7番手。練習中の鎖骨ケガのためイギリスGPを欠場、今大会から復帰の古里太陽(ホンダ)は1分41秒875で16番手だった。
日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から始まったP1は、気温29度、路面温度34度、湿度54%、部分的に曇り出したドライコンディション。序盤、路面温度が徐々に上がる中、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)が6コーナーで転倒。
中盤、来期レッドブルKTMアジョからのMoto2参戦が発表されたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)が6周目に1分40秒933を記録しトップに立つ。その後、オルガド、アロンソがトップ記録を更新。
残り5分前後に入り、ベイヤーが13周目に1分40秒283を記録し、午前のアロンソの歴代コース記録を更新。ベイヤーは14周目に1分40秒250までタイムを伸ばした。その後、残り3分台を迎え更に、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が13周目に1分40秒171を記録して歴代コース記録を叩き出し、1番手となった。
2番手はチームメイトのジョエル・エステバン(CFMOTO)の前を走り1分40秒222を記録したアロンソ。アロンソのスリップに着いたエステバンは1分40秒741を記録し10番手。3番手には15周目で1分40秒240まで記録を伸ばしたベイヤー。
4番手はケルソ、5番手ステファノ・ネパ(KTM)、6番手は来期、今のチーム、MTヘルメットからMoto2へ昇格が決まったイバン・オルトラ(KTM)、7番手ダビド・ムニョス(KTM)。8番手に山中が入り、タイムは13周目に記録した1分40秒640。鈴木は14周目の記録1分40秒840で12番手、古里は16周目の記録1分41秒025で16番手。
明日の午前のP2との合わせた記録で14番手までは予選Q2からスタート出来る。明日は、天候が不安視されている中、山中、鈴木、古里の3人の日本人ライダーにはQ2進出を願いたい。Moto3クラスP2は明日、日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)、予選は日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から開始される。
MotoGP 第11戦オーストリアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分40秒171 (P1)
2 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒222 (P1)
3 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒240 (P1)
4 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分40秒289 (P1)
5 ステファノ・ネパ (KTM) 1分40秒429 (P1)
6 イバン・オルトラ (KTM) 1分40秒525 (P1)
7 ダビド・ムニョス (KTM) 1分40秒568 (P1)
8 山中琉聖 (KTM) 1分40秒640 (P1)
9 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分40秒672 (P1)
10 ジョエル・エステバン (CFMOTO) 1分40秒741 (P1)
12 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分40秒824 (P1)
16 古里太陽 (ホンダ) 1分41秒025 (P1)
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