MotoGP第10戦イギリスGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/08/04
MotoGP第10戦イギリスGP Moto3クラス3日目、決勝が日曜日、イギリス、シルバーストン・サーキットで開催された。
日本時間午後7時15分(現地時間午前11時15分)から15周で開催されたMoto3クラス決勝は、気温17度、路面温度26度、湿度65%、曇ったドライコンディション。昨日よりも雲は厚くかったが、雨は降らなかった。
ポールポジションスタートで、今日8月4日に20歳の誕生日を迎えたイバン・オルトラ(KTM)が好スタートでホールショットを奪いトップで始まった。後方では、ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)がダビド・ムニョス(KTM)を巻き込み転倒。両者共に再スタート出来たが、ルールストンにはこの事故の責任でロングラップペナルティーが科された。
トップ集団は激しい混戦で始まり、2周目に入り、ジョエル・ケルソ(KTM)、オルトラ、ダニエル・オルガド(ガスガス)、ダビド・アロンソ(CFMOTO)、山中琉聖(KTM)、ステファノ・ネパ(KTM)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、鈴木竜生(ハスクバーナ)、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)のトップ10。
3周目の18コーナーでは、スリップダウンしたアンヘル・ピケラス(ホンダ)にスコット・オグデン(ホンダ)、ヴィセンテ・ペレス(KTM)が絡まれる事故がありイエローフラッグが出された。トップ集団は引き続き混戦が続いた。
4周目に入り、オルガドがケルソからトップを奪う。ケルソ、オルトラ、ネパ、アロンソ、山中、ベイヤー、鈴木、ベルテッレ、ルエダ、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)までのトップ11がサイドバイサイド、ときには接触もある密集戦で、順位を入れ替えながら戦った。山中が果敢にアウトから攻める場面もあった。後方では、ザビ・ズルトゥザ(KTM)が転倒。
激しい混戦をオルガド、ケルソのトップが率いる形だったが、10周目に入りトップにオルトラが再び浮上。オルガド、アロンソ、ベイヤーが続き、12周目ではトップのオルトラと2番手ベイヤーは0.550開いたときもあったが、ベイヤー、アロンソも僅かな隙をつき13周目はベイヤー、アロンソ、オルトラ、オルガド、ネパのトップ5で迎えた。6番手以降もフェルナンデス、ケルソ、山中、ルエダ、鈴木、ベルテッレが混戦で続いた。
残り3周もベイヤー、アロンソ、オルトラ、オルガドは激しくサイドバイサイドになりながら進み、最終ラップ、最終コーナーで先頭はオルトラ、オルトラがトップでチェッカーを受けた。2位アロンソ、3位ベイヤー、オルトラとアロンソの差は0.123、アロンソとベイヤーの差は0.103。4位オルガド、5位ネパ、6位が山中、トップのオルトラと山中の差は0.463。7位ケルソ、8位フェルナンデス、9位ルエダ、10位が鈴木だった。
今日の結果を受けて、年間ポイントランキングは、1番手アロンソ199、パルクフェルメで誕生日ケーキを顔に付けられるという祝福を受けたオルトラが2番手146ポイント、3番手オルガド133、4番手ベイヤー131、5番手ムニョス88、6番手が山中82。
今大会は怪我で欠場の古里太陽(ホンダ)は54ポイントで11番手、鈴木は44ポイントで13番手。次戦オーストリアGPには、怪我の回復が早ければ古里も参戦予定。いよいよ後半戦となる第11戦オーストリアGPは、8月16日の金曜日から始まる。
MotoGP 第10戦イギリスGP Moto3クラス 3日目 決勝結果
1 イバン・オルトラ (KTM)
2 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
3 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
4 ダニエル・オルガド (ガスガス)
5 ステファノ・ネパ (KTM)
6 山中琉聖 (KTM)
7 ジョエル・ケルソ (KTM)
8 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ)
9 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
10 鈴木竜生 (ハスクバーナ)
こんな記事も読まれています