MotoGP第10戦イギリスGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/08/02
MotoGP第10戦イギリスGP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、イギリス、シルバーストン・サーキットで開催された。第6戦カタルニアGPでは金曜日にトップタイムを記録したホルヘ・ナバロ(フォワード)が、再びワイルドカードで今大会も参戦している。
トレーニング中の左手の怪我により、オランダGP、ドイツGPを欠場したデニス・オンジュ(カレックス)は引き続き今大会も欠場。ドイツGPに続き、マルセル・シュロッター(KTM)が代役を務める。
日本時間午後5時50分(現地時間午前9時50分)から40分間行なわれたフリー走行は、気温19度、路面温度23度、湿度85%、徐々に晴れ間が見えてきて、部分的に曇ったドライコンディション。トップタイムは、夏休み中に挙式を上げたばかりのアロン・カネト(カレックス)で2分04秒021。2番手はソムキャット・チャントラ(カレックス)2分04秒284、3番手にマニュエル・ゴンザレス(カレックス)2分04秒381。小椋藍(ボスコスクーロ)は7番手で2分04秒567、佐々木歩夢(カレックス)は23番手で2分05秒942だった。
日本時間午後10時5分(現地時間午後2時5分)から40分で行なわれたP1は、気温24度、路面温度40度、湿度53%、部分的に雲が残るドライコンディション。風速は3km/h前後だった。序盤、地元イギリス人のジェイク・ディクソン(カレックス)が2周目に2分04秒177を記録しトップに立つ。
中盤、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が転倒。アルベルト・アレナス(カレックス)はマシントラブルでピットへ向かった。来期、MotoGP昇格が確定しているフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)は単独でタイムアタックするものの、タイムが伸びずピットイン。
終盤に入り、混戦となったものの小椋が11周目に2分04秒062を記録しトップとなったが、ほどなくトニー・アルボリーノ(カレックス)が11周目2分04秒059と更にタイムを縮めた。小椋のチームメイト、ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は13周目に2分04秒117を記録した直後の1コーナーで転倒。フィリップ・サラッチ(カレックス)も16-17コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。
最終ラップに入ってからも、ナバロが転倒。イエローフラッグでラップキャンセルもある中、カネトが最終15周目に2分03秒602の歴代コースラップを記録しトップになった。2番手は15周目に2分03秒896を出したセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、3番手がアルボリーノ、4番手に小椋が入った。佐々木は9周目に記録した2分5秒115で22番手。
明日、日本時間午後5時25分(現地時間午前9時25分)から始まるP2と合わせた結果上位14名は予選Q2からスタートが出来る。トップのカネトから22番手の佐々木までのタイム差は1秒513という混戦のMoto2で、小椋、佐々木の活躍を期待したい。
MotoGP 第10戦イギリスGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 アロン・カネト(カレックス) 2分03秒602 (P1)
2 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 2分03秒896 (P1)
3 トニー・アルボリーノ(カレックス) 2分04秒059 (P1)
4 小椋藍(ボスコスクーロ) 2分04秒062 (P1)
5 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 2分04秒086 (P1)
6 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 2分04秒087 (P1)
7 ジェイク・ディクソン(カレックス) 2分04秒108 (P1)
8 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 2分04秒117 (P1)
9 マルコス・ラミレス(カレックス) 2分04秒219 (P1)
10 ジョー・ロバーツ(カレックス) 2分04秒319 (P1)
22 佐々木歩夢(カレックス) 2分05秒115 (P1)
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