全日本RR第4戦筑波【J-GP3決勝】若手の猛追を突き放し尾野弘樹が見事2連勝
2024/06/16
優勝/尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「予選後にも言いましたが、昨日までの時点ではこういう位置でレースできるとは思っていませんでした。今朝、セッティングもライディングも見直したら、いい方向性にいきました。決勝は予選でつかんだ手ごたえのままに淡々と走ろうと思いました。今回はいつもの木内選手、若松選手というメンバーとは違う顔ぶれのライダーがいたので、レース展開が読めませんでした。ブリヂストン、ピレリと違うタイヤメーカーが出ていたので、自分たちダンロップのポテンシャルがどのくらいなのか、レースが始まったらコントロールしようという組み立てでした。途中で若松選手とバトルになりましたが、厳しいかなと思う部分の方が多いレースでした。最後、きっちりと抑えてポールtoウインができて最高の週末になりました」
●2位/若松怜(JAPAN POST docomo business TP)
「予選では58秒を目指したかったのですが、朝まで降っていた雨の影響でどこまでいけるか分かりませんでした。無理して転んで、決勝に響くことは避けたかったです。59秒が出たので、チームから無理をするなと言われました。決勝は台数の多い優勝争いになり、できるだけ上位にいたかったので池上選手に抜かれたらすぐに抜き返しました。尾野選手の走りを後ろから見て、自分の得意、不得意を把握しました。でもやっぱり前戦SUGOと同じで尾野選手に自分の弱点を見抜かれて、抜いても抜き返されました。悔しいですが、今年は最低限の目標が全戦表彰台なので、シーズン前半最後のレースで表彰台に乗れたのはよかったです」
●3位/武中駿(Team Shun and ZERO)
「8番手グリッドからのスタートでした。予選は場所取りがうまくいかなかったのです。自己ベストは更新できましたが、上位にはいけませんでした。決勝スタートもうまくいかなかったのですが、3コーナーで外からまくっていけました。そこで順位を上げられたし、さらに一つずつ順位を上げられたのはよかったです。ただ、尾野選手、若松選手に仕掛けることができなかったのは自分の弱さです。今季は今大会だけの参戦です。次戦以降は参戦予定がないのですが、ひとまず表彰台に登れたのはよかったです」
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