MotoGP第8戦オランダGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/06/28
MotoGP第8戦オランダGP Moto3クラス1日目、フリー走行がオランダ、TTサーキット・アッセンで開催された。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間で始まったフリー走行は、気温19度、路面温度34度、湿度52%、部分的に雲りのドライコンディション。朝早くから駆け付けた熱心な観客に見守られ始まった。
この走行では、日本人ライダーの山中琉聖(KTM)とチームメイトのイバン・オルトラ(KTM)がランデブー走行でスリップストリームを使い合い、1番手オルトラ1分40秒610、2番手に山中1分40秒701でMTヘルメットのワンツーだった。3番手はダビド・アロンソ1分40秒849。鈴木竜生(ハスクバーナ)は12番手1分41秒769、中盤5コーナーで転倒を喫した古里太陽(ホンダ)は15番手1分42秒023だった。
日本時間午後8時10分(現地時間午後1時10分)から35分間行なわれたP1は、気温19度、路面温度34度、湿度52%、ドライコンディション。雲が増え、午前の走行に比べて風も強くなっていた。
開始まもなく地元オランダ出身、国内のメディアに数多く呼ばれたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)が1分41秒192のトップタイムを記録。その後もベイヤーはラップタイムを着々と更新した。
開始10分ごろ、2番手タイムを記録した直後にアロンソが5コーナーで転倒。5コーナーでは、ダニエル・オルガド(ガスガス)も終盤、残り8分ごろに転倒した。このセッションでは、アロンソは残り6分前後に4コーナーで2度目の転倒。
残り15分前後からは、タイミングを見計らって他のライダーのスリップに着いて走行する選手が多い中、トップを維持し続けたベイヤーは残り5分を切って単独走行で1分40秒259を記録。このままベイヤーがトップで終わった。
2番手は山中1分40秒553、3番手オルトラ1分40秒569。午前の走行に引き続き、この二人がランデブー走行で11周目にオルトラ、12周目に山中がそれぞれ自己ベストタイムを記録した。鈴木は11番手1分40秒921、古里は15番手1分41秒128。明日の午前P2と合わせたタイムで14番手までが予選Q2からスタート出来る。
トップのベイヤーと2番手の山中は0.294秒差、15番手の古里までの差も0.869と1秒以内に15名が居る混戦のMoto3クラス。明日は、日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)からP2が行なわれ、日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から予選が始まる。今日は2度の転倒のあったポイントリーダーのアロンソ、地元オランダの期待に応えたいベイヤー、日本人ライダー3人と共に注目して行きたい。
MotoGP 第8戦オランダGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒259 (P1)
2 山中琉聖 (KTM) 1分40秒553 (P1)
3 イバン・オルトラ (KTM) 1分40秒569 (P1)
4 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分40秒603 (P1)
5 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分40秒626 (P1)
6 アンヘル・ピゲラス (ホンダ) 1分40秒688 (P1)
7 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分40秒789 (P1)
8 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分40秒865 (P1)
9 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒904 (P1)
10 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分40秒907 (P1)
11 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分40秒921 (P1)
15 古里太陽 (ホンダ) 1分41秒128 (P1)
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