全日本RR第4戦筑波【J-GP3決勝】若手の猛追を突き放し尾野弘樹が見事2連勝
2024/06/16
左から、2位の若松、優勝した尾野、3位の武中
全日本ロードレース第4戦筑波のJ-GP3クラスは尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が優勝した。
25周の決勝レースはドライコンディション。好スタートを切ったのは尾野。背後にピタリとつけたのは池上聖竜(MotoUPRacing)。若松怜(JAPAN POST docomo business TP)、荻原羚大(WJ-FACTORY)、三谷然(P.MU 7C GALESPEED)、木内尚汰(Team Plusone)、武中駿(Team Shun and ZERO)と続き、7台でトップ集団を形成。
3周目に池上がトップ浮上。スタートで出遅れた高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)が首位集団に追いついてトップ争いは8台に膨れる。
7周目に若松が首位奪取。しかし若松はトップをキープできず、池上、尾野が次々に若松を攻略。再び尾野が集団トップに出る。この混戦に乗じて松島璃空(BREASTO B-TRIBE RACING)、大田隼人(MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS)が次々に首位集団に加わる。
16周目に若松が再び首位に立つ場面もあったが、すぐに尾野が挽回。若松と尾野は何度も順位を入れ替える。それを池上が背後で虎視眈々とねらう。その池上に武中が表彰台争いを挑む。
残り4周。尾野が逃げにかかる。しっかりと背後につける若松。トップ集団は一気に6台に絞られる。
最終ラップ。尾野と若松のトップ争いが激化。若松の小さなミスで決着。尾野が2連勝。若松は2位。表彰台争いは武中に軍配、全日本初表彰台を獲得した。
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