MotoGP第6戦 カタルニアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/05/24
MotoGP第6戦カタルニアGP Moto3クラス1日目、フリー走行が5月24日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで行なわれた。今大会、ホンダ・チーム・アジアから、インドネシア人ライダーのアルビ・アディタマ(ホンダ)がワイルドカードで参戦している。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間で始まったフリー走行は、気温16度、路面温度21度、湿度72%、曇りのドライコンディション。金曜日の早朝から、熱心なファンが見守る中で行なわれた。
この走行では、ダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分46秒838のコースラップ新記録を更新して1番手。2番手イバン・オルトラ(KTM)で1分47秒138、3番手ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分47秒326、4番手は山中琉聖(KTM)1分47秒788。古里太陽(ホンダ)は8番手1分48秒340、鈴木竜生(ハスクバーナ)は12番手1分48秒625だった。
日本時間午後8時10分(現地時間午後1時10分)から35分間で行なわれたP1は、気温21度、路面温度33度、湿度50%、曇りのドライコンディション。徐々に青空も見えだす時間帯だった。エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)は、エンジンの問題で出走することが出来なかった。
開始20分前後、アロンソが1分47秒578のトップタイムを記録。その後、アロンソを追うように走っていた、ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)が1分47秒536でトップに立つが、ルールストンの更に後ろでスリップに付いていたダニエル・オルガド(ガスガス)が1分47秒291とすかさずトップタイムを縮めた。その後オルガドは1分47秒136まで記録を伸ばした。
残り7分頃になると、ルエダが1分47秒055を記録して1番手となるが、残り5分を切って、アロンソが1分46秒897と午前中に出した自身のコース記録に近付くタイムでトップに立つ。残り2分前後、二コラ・カラッロ(KTM)が5コーナーで転倒し、イエローフラッグが出された。
P1をトップで終えたのは、アロンソ。2番手ルエダ、3番手オルガドだった。日本人ライダーは、古里が16周目に記録した1分47秒718で11番手。山中は12周目に記録した1分48秒018で16番手。鈴木は15周目に記録した1分48秒209で18番手となった。
明日のP2と合わせた結果14番手までは、予選Q2からスタートすることが出来る。トップのアロンソから18番手の鈴木までの差は1.312、明日のP2次第では、日本人勢3人そろってのQ2スタートも期待できるに違いない。
明日は日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から始まるP2、そして午後7時50分(現地時間午後12時50分)から始まる予選へと、Moto3クラスでは日本人勢やホンダ勢の応援を続けたい。
MotoGP 第6戦カタルニアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分46秒897 (P1)
2 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分47秒055 (P1)
3 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分47秒136 (P1)
4 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分47秒152 (P1)
5 イバン・オルトラ (KTM) 1分47秒238 (P1)
6 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ) 1分47秒467 (P1)
7 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分47秒472 (P1)
8 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 1分47秒536 (P1)
9 ステファノ・ネパ (KTM) 1分47秒635 (P1)
10 二コラ・カラッロ (KTM) 1分47秒675 (P1)
11 古里太陽 (ホンダ) 1分47秒718 (P1)
16 山中琉聖 (KTM) 1分48秒018 (P1)
18 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分48秒209 (P1)
こんな記事も読まれています