MotoGP第5戦フランスGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/05/12
MotoGP第5戦フランスGP Moto2クラス3日目、決勝がフランス、ルマン・サーキットで5月12日、日曜日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で開催された。気温21度、路面温度31度、湿度65%、曇りのドライコンディション。
好スタートでセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)がホールショットを獲った。続いてジョー・ロバーツ(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、アルベルト・アレナス(カレックス)、イザン・グエバラ(カレックス)、セナ・エイジアス(カレックス)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、アロン・カネト(カレックス)と、1番手スタートのカネトはスタートで後退。
2周目以降もガルシアは着々と2番手以降を離し、トップを独走する。スタートで遅れたカネトは、そこから1分36秒043の最速ラップで前を追った。3周目には、ガルシアは2番手以降に1秒の差を付け、ロバーツ、ゴンザレス、ロペスの2番手争いになる。4周目には14コーナーでバリー・バルタス(カレックス)が転倒。6コーナーでは、ボ・ベンスナイダー(カレックス)の代役のダニエル・ムニョス(カレックス)が転倒。
5周目には、安定してガルシアがトップを走る中、追い上げを見せるカネトが4番手まで順位を上げ、ガルシア、ロバーツ、アロンソ、カネト、ゴンザレス、アレナス、ロペス、ソムキャット・チャントラ(カレックス)、小椋藍(ボスコスクーロ)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)のトップ10になる。カネトは6周目でアロンソ、7周目でロバーツも抜き2番手浮上。6周目で、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が8コーナーで転倒。トップ争いをしていたゴンザレスは14コーナーで転倒。
11周目には、ロペスもロバーツを抜いて3番手。小椋はアレナスを抜いて6番手まで順位を上げた。12周目でディオゴ・モレイラ(カレックス)はマシントラブルでリタイア。13周目、小椋はチャントラ、アルデゲールはアレナスをそれぞれ抜く。先頭はガルシア、2番手以降カネト、ロペス、ロバーツ、小椋、チャントラ、アルデゲールと続いた。
19周目、小椋はロバーツの前に出て、4番手まで順位を上げた。20周目のラスト3周、ロペスがカネトを捉え2番手に上がった後ラスト2周、ロペスがダンロップシケインでミスをして、ロペス、カネト、小椋、ロバーツ、チャントラの距離が縮まる。
最終ラップ、ガルシアは3秒以上後続を離し、2番手以降は激しい争いが続く。カネトが順位を下げる中、小椋はロペスも捉え2番手に浮上。そのままチェッカーを受け、1位ガルシア、17番手スタートの小椋は2位。3位はロペス、ボスコスクーロで表彰台を埋めた。佐々木は22位完走。
年間ポイントランキングは、ガルシアが89ポイント、ロバーツが82ポイントでガルシアがポイントリーダーになった。3番手アルデゲール63、小椋も63で3番手に並んだ。昨年もてぎ以来の表彰台の小椋は喜びを顕わにし、レース後、ガルシアとダブルウィリーでMTヘルメットMSIのワンツーフィニッシュを満喫した。
MotoGP第5戦フランスGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
2 小椋藍(ボスコスクーロ)
3 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
4 ジョー・ロバーツ(カレックス)
5 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
6 アロン・カネト(カレックス)
7 フェルミン・アルデゲール(カレックス)
8 トニー・アルボリーノ(カレックス)
9 アルベルト・アレナス(カレックス)
10 イザン・グエバラ(カレックス)
22 佐々木歩夢(カレックス)
こんな記事も読まれています