MotoGP第6戦カタルニアGP では、MotoEシリーズ第3戦が併催された。日本時間午後3時30分(現地時間午前8時30分)から15分間行なわれたフリー走行1は、気温15度、路面温度20度、湿度75％、曇りのドライコンディション。1番手エリック・グラナド(ドゥカティ)1分49秒130、2番手二コラ・スピネッリ(ドゥカティ)1分49秒171、3番手エクトル・ガルゾ(ドゥカティ)1分49秒349だった。

　日本時間午後7時25分(現地時間午後12時25分)から15分間で始まったフリー走行2は気温21度、路面温度33度、湿度50％、曇ったドライコンディション。1番手スピネッリ1分48秒190、2番手グラナド1分48秒301、3番手カサデイ1分48秒319、全員午前のタイムを更新した。


MotoGP 第6戦カタルニアGP MotoEクラス1日目フリー走行結果
1 ニコラス・スピネッリ (ドゥカティ) 1分48秒190 (P2)
2 エリック・グラナド (ドゥカティ) 1分48秒301 (P2)
3 マッティア・カサデイ (ドゥカティ) 1分48秒319 (P2)
4 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ) 1分48秒311 (P2)
5 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ) 1分48秒346 (P2)
6 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ) 1分48秒348 (P2)
7 オスカー・グティエレス (ドゥカティ) 1分48秒374 (P2)
8 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ) 1分48秒385 (P2)
9 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ) 1分48秒480 (P2)
10 ケビン・マンフレディ (ドゥカティ) 1分48秒640 (P2)



　MotoGPクラスのプラクティス後には、MotoE第3戦の予選が開催された。日本時間11時15分(現地時間午後4時15分)から15分で始まった予選Q1には、フリー走行総合のタイム11番手以下のライダーが参加した。気温21度、路面温度42度、湿度54％、一部雲のあるドライコンディション。

　序盤はケビン・マントヴァーニ(ドゥカティ)がトップタイムを記録していたが、残り2分を切って、ケビン・ザンノーニ(ドゥカティ)が1分48秒365を記録。1番手となった。2番手はルーカス・トゥロビッチ(ドゥカティ)で1分48秒569、以上2名は予選Q2へ進出。

　日本時間午後11時35分(現地時間午後4時35分)から15分間で行なわれた予選Q2は、気温22度、路面温度44度、湿度51％、ほぼ晴れたドライコンディション。Q1を2番手で通過したトゥロビッチは、Q2に進出したものの、マシントラブルでQ2ではタイム計測が出来なかった。

　序盤から、2周目でオスカー・グティエレス(ドゥカティ)が1分48秒265を記録しトップに立ち、続いてマッティア・カサデイ(ドゥカティ)が2周目で1分48秒431とトップタイムを更新する。

　中盤、3周目にアレッサンドロ・ザッコーネ(ドゥカティ)が1分48秒247でトップに立つが、残り5分を迎える頃、ブラジルのスーパーバイク選手権にも出場しているグラナドが1分48秒215でトップとなり、このままポールポジションを獲得した。マッテオ・フェラーリは終盤2コーナーで転倒。イエローフラッグが出された。

　2番手カサデイ、3番手ザッコーネ。カサデイとザッコーネは1分48秒247でグラナドと0.032秒差、全く同じタイムで2番手3番に着けた。転倒したフェラーリ、計測出来なかったトゥロビッチを除いては、Q2の8番手ザンノーニまでトップから0.582秒の僅差。明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)と日本時間午後11時10分(現地時間午後4時10分)からそれぞれ7周で争われる決勝も、接戦になることが予想される。是非、2レースとも楽しみたい。



MotoGP 第6戦カタルニアGP MotoEクラス1日目予選結果
1 エリック・グラナド (ドゥカティ) 1分48秒215 (Q2)
2 マッティア・カサデイ (ドゥカティ) 1分48秒247 (Q2)
3 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ) 1分48秒247 (Q2)
4 二コラ・スピネッリ (ドゥカティ) 1分48秒413 (Q2)
5 オスカー・グティエレス (ドゥカティ) 1分48秒525 (Q2)
6 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ) 1分48秒644 (Q2)
7 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ) 1分48秒747 (Q2)
8 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ) 1分48秒797 (Q2)
9 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ) 1分48秒718 (Q2)
10 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ) NO TIME SET