MotoGP第4戦スペインGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/04/27
MotoGP第4戦スペインGP Moto3クラス2日目、予選がスペイン、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで、4月27日土曜日に行なわれた。日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から30分間のプラクティス2は、雨の中、開催された。気温13度、路面温度16度、湿度89%、ウェットコンディション。雨にもかかわらず、午前中から、夜通しお祭り騒ぎをした観客も含め、多くの観客が見守った。
この走行でもトップはダビド・アロンソ(CFMOTO)だった。タイムは1分56秒619、2番手がアロンソのチームメイト、ジョエル・エステバン(CFMOTO)1分56秒715、3番手アンヘル・ピゲラス(ホンダ)1分57秒007。日本人ライダーは山中琉聖(KTM)が14番手1分58秒685、古里太陽(ホンダ)が19番手1分59秒465、鈴木竜生(ハスクバーナ)が1分59秒569で20番手だった。
日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から15分間行なわれた予選Q1には、プラクティス1と2の総合で15番手以下のライダーが争った。気温18度、路面温度25度、湿度53%、曇りで少しレインスポットが残るドライコンディション。ザビ・ズルトゥザ(KTM)が13コーナー、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)が8コーナーで転倒。雨上がりの難しいコンディションだった。
トップはピケラスで1分47秒823、2番手ニコラ・カッラロ(KTM)1分48秒064、3番手フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)1分48秒249、4番手エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)1分48秒296で以上4名はQ2へ進出。古里は1分48秒651で7番手だった。
続いて日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から始まった予選Q2は、気温19度、路面温度31度、湿度50%、部分的に曇ったドライコンディション。開始間もなく、ポイントランキングトップ、今日4月27日に19歳の誕生日を迎えたダニエル・オルガド(ガスガス)が5コーナーでハイサイド転倒。オフィシャルに両肩を抱えられ歩いていた。
前半、アロンソ、ダビド・ムニョス(KTM)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)がトップタイムを記録し、中盤には、山中が1分47秒028で3番手に入った。その後、山中も含め多くのライダーがピットイン、残り5分で次々とタイム更新された。
終了5分ごろには、オルガドのチームメイト、ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)が5コーナーで同じようなハイサイド転倒。イエローフラッグが出され、タイムキャンセルとなったライダーも居た。
ポールポジションは、一人1分44秒台を記録したアロンソ。7周目に1分44秒954を記録した。2番手はムニョス1分45秒174、3番手ベイヤー1分46秒013。山中は5番手1分46秒152、鈴木は9番手1分46秒797だった。
予選結果により明日の決勝は、山中は2列目5番グリッド、鈴木は3列目9番グリッド、古里は7列目21番グリッドスタート。ヘレスに集まった大勢の観客に、この3人、並びに日本メーカーホンダの活躍を観てもらいたい。
MotoGP第4戦スペインGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分44秒954 (Q2)
2 ダビド・ムニョス (KTM) 1分45秒174 (Q2)
3 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分46秒013 (Q2)
4 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分46秒053 (Q2)
5 山中琉聖 (KTM) 1分46秒152 (Q2)
6 アンヘル・ピゲラス (ホンダ) 1分46秒477 (Q2)
7 イバン・オルトラ (KTM) 1分46秒495 (Q2)
8 ジョエル・エステバン (CFMOTO) 1分46秒600 (Q2)
9 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分46秒797 (Q2)
10 二コラ・カッラロ (KTM) 1分46963秒 (Q2)
21 古里太陽 (ホンダ) 1分48秒651 (Q1)
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