MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/04/26
MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス1日目、決勝フリー走行がスペイン、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで、4月26日金曜日に行なわれた。日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間でフリー走行が始まった。気温14度、路面温度25度、湿度70%、晴れたドライコンディション。前戦アメリカGPは両腕の腕上がりの手術で欠場していた佐々木歩夢(カレックス)が今大会から復帰。
また今大会には、ワイルドカードでホルヘ・ナバロ(カレックス)とMotoEにも参戦中のマッテオ・フェラーリ(カレックス)が参戦しているが、ナバロはマシントラブルにより午前の走行は記録が残せなかった。
午前のこのセッションでは、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)が1分40秒797のトップタイムを記録した。2番手はソムキャット・チャントラ(カレックス)1分40秒917、3番手マニュエル・ゴンザレス(カレックス)1分41秒039。
日本人ライダー小椋藍(ボスコスクーロ)は13番手で1分41秒451、佐々木は29番手1分42秒962を記録した。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間のプラクティス1は、気温20度、路面温度35度、湿度42%、部分的に曇り始めたドライコンディション。開始ほどなく、トニー・アルボリーノ(カレックス)が1コーナーでコースアウトしてグラベルへ入った。その後も10分前にジャウメ・マシア(カレックス)が1コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。
中盤を超えた残り15分頃には、小椋が12周目に1分40秒993のトップタイムを記録。各ライダーがタイムアタックをする中、残り10分前にはアロン・カネト(カレックス)が8コーナーで転倒。チャントラも1コーナーで転倒、イエローフラッグが出され、ラップキャンセルされるライダーも居た。残り10分を切ると、セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が12周目に1分40秒931でトップタイムを更新。更に残り9分前後、ジョー・ロバーツ(カレックス)が15周目に1分40秒664を記録してトップに立った。
終了5分前には、1コーナーでバリー・バルタス(カレックス)が転倒。再びイエローフラッグでクリアラップが取れないライダーも居た。結果、そのままロバーツが1番手。2番手にフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)が入り、1分40秒898。3番手ガルシア、4番手はロバーツのチームメイト、マルコス・ラミレス(カレックス)。小椋は5番手。佐々木は10周目に記録した1分41秒678で18番手。明日のプラクティス2の結果次第では、Moto2昇格後、初めて予選Q2からスタート出来る可能性を十分に残した。
Moto2のプラクティス2は明日午後4時25分(現地時間午前9時25分)から始まる。明日も二人の日本人ライダーの活躍を期待したい。
MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分40秒664 (P1)
2 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分40秒898 (P1)
3 セルジオ・ガルシア(カレックス) 1分40秒931 (P1)
4 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分40秒964 (P1)
5 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分40秒993 (P1)
6 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分40秒999 (P1)
7 ゾンダ・ファン・デン・グールベルグ(カレックス) 1分41秒153 (P1)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分41秒215 (P1)
9 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分41秒265 (P1)
10 イサン・グエバラ(カレックス) 1分41秒355 (P1)
18 佐々木歩夢(カレックス) 1分40秒678 (P1)
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