MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/04/28
MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス3日目、決勝がスペイン、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで、4月28日、日曜日に行なわれた。日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から21周で争われた。気温17度、路面温度33度、湿度55%、晴れたドライコンディション。一部レインスポットは残っているようだった。
昨日の転倒の影響により、佐々木歩夢(カレックス)は欠場。金曜日の転倒で左足首の手術をしたアロン・カネト(カレックス)も欠場している。スタートでホールショットを奪ったのは2列目スタートのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)。続いて、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)、ジェイク・ディクソン(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)、マルコス・ラミレス(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、ジェレミー・アルコバ(カレックス)のトップ10。後方では、2周目にセナ・アギナス(カレックス)が6コーナー、ボ・ベンスナイダー(カレックス)が13コーナーで転倒。ジョー・ロバーツが1分41秒163でレースラップ記録を更新し、順位を上げた。
3周目ではゴンザレスが1分41秒028でレースラップを更新し、アルデゲール、ガルシア、ディクソンと続く。後方では、チャビエル・アルティガス(カレックス)が13コーナーで転倒。ゾンダ・ファン・デン・グールベルクにはロングラップペナルティーが出された。4周目13コーナーでは、デニス・フォッジャ(カレックス)が転倒。その間もロバーツは着々と順位を上げ、ディクソンと4番手争いをしていた。トップのゴンザレスとアルデゲールはサイドバイサイドの激しい戦い。
その後もダリン・ビンダー(カレックス)、バリー・バルタス(カレックス)が転倒。9周目には、7番手を走っていたディクソンも13コーナーで転倒。ロバーツは1分41秒020と更にラップ記録を更新した。
先頭は徐々にアルデゲールがゴンザレスを離し出した。12周目の13コーナーでは7番手争いに居たモレイラも転倒。13周目には、ロバーツがガルシアを抜いて3番手まで順位を上げる。14周目にはアレックス・エスクリグ(フォーワード)が13コーナーで転倒。17周目では、6番手を走行していたラミレスが13コーナーで転倒。アルデゲールは後半も1分41秒台を刻みトップを守る。
18周目にはアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)も13コーナーで転倒。ロバーツはゴンザレスを抜いて2番手に上がる。最終ラップでは、ジャウメ・マシア(カレックス)も転倒し、出走した30台中、完走は20台の過酷なレースとなった。1位はアルデゲール、2位ロバーツ、3位ゴンザレス、4位ガルシア、5位アレナス、6位が小椋藍(ボスコスクーロ)だった。
今シーズン初、多くのファンの前で、自身が子供の頃から通ったヘレス・サーキットでの優勝に、アルデゲールは涙を浮かべていた。2位のロバーツはインタビューで母の誕生日を祝っていた。ここまで4戦すべて違うライダーが優勝しているMoto2、益々、目が離せなくなった。
MotoGP第4戦スペインGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
2 ジョー・ロバーツ(カレックス)
3 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
4 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
5 アルベルト・アレナス(カレックス)
6 小椋藍(ボスコスクーロ)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス)
8 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
9 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
10 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
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