全日本RR第2戦もてぎ【JSB1000レース1】中須賀vs.水野のバトル、中須賀が競り勝つ
2024/04/13
1位
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「本当は序盤から前に出てペースを作りたかったのですが、一人でバタバタしてしまいました。水野選手は事前テストからレースウイークをとおして速く、それを追いかける形で全体のレベルが上がっていきました。今回のアベレージタイムで走るのは、もてぎラウンドで初めてとも言えるほどハイレベルでした。スタート後に行き場がなくなって慌てましたが、何とかコースにとどまれて、そこからしっかり落ち着いて自分の走りに戻しました。ただ、ST1000の『ダンロップラバー』が残っていて、予選のようなかっちりした走りはできませんでした。その中で何とかタイヤも最後まで持たせることができたし、勝つことができてとてもよかったです」
2位
水野 涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
「金曜日のフリー走行からタイムを詰めることができ、コースレコードも更新できたことはよかったです。レース展開も自分が引っ張って走ることができたし、状況を見ながらレースを進めることができました。タイヤもマネージメントできて、中須賀選手に抜かれた後もタイヤは残っていました。でも抜くまでの余裕と言うか、後ろについてはいけても抜くまでの力は残っていなくて、負けてしまいました。ただ、事前テストでもレースウイークでもアベレージタイムがいいという自信はあるので、明日も引き続き熱いバトルをしたいです」
3位
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「事前テストの流れはよくて、自分の中ではいいアベレージタイムだったのですが、レースウイークに入ってから多少のトラブルがあり、うまく流れに乗ることができていませんでした。予選もそうですが、常にいっぱいいっぱいの状況でした。レース序盤から中盤は前についていくのが精いっぱいで何もできない状態でした。ただ、二人の後ろで走れたことで、明日につながるレースになりました。レース後半はついていくこともできなかったので、これからチームとしっかり話し合って、明日に向けて準備したいです」
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