MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/04/13
MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス1日目、フリー走行がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。今大会、日本人ライダーの佐々木歩夢(ハスクバーナ)は腕上がり症状改善のための手術を受けて間もないために欠場している。
日本時間4月12日の午後11時50分(現地時間午前9時50分)から40分間行われたフリー走行は、気温19度、路面温度26度、湿度51%、気持ちよく青空の広がるドライコンディション。デニス・フォッジャ(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)などがトップタイムを更新させる中、この走行で最終トップに立ったのは小椋藍(ボスコスクーロ)だった。記録は2分09秒218。2番手は2分09秒279で地元アメリカ人のジョー・ロバーツ(カレックス)。3番手は2分09秒359でロペスだった。
日本時間4月13日早朝4時5分から40分間行なわれたプラクティス1は、気温26度、路面温度44度、湿度33%、乾いたドライコンディション。開始10分前、来期はMotoGP昇格が決定しているフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)が3周目に2分09秒146をマークしトップに立つ。10分を経過した頃、9コーナーでデニス・オンジュ(カレックス)が転倒。
アルデゲールはその後も着実にタイムを縮めて、14周目には2分08秒359を出し、歴代ラップタイム記録を更新。残り5分前後には、小椋のスリップに入った小椋のチームメイトのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が2分08秒641を記録し、2番手に着いた。小椋は2分09秒067でこの時点では5番手に入った。
その後もタイムアタックが続く中、残り2分ごろ12コーナーでカネトが転倒。残り1分前後には、7コーナーでアルベルト・アレナス(カレックス)が転倒。イエローフラッグが出された。この影響で終盤クリアラップが取れたライダーが上位に入った。
プラクティス1のトップは歴代ラップ記録のアルデゲール。2番手はガルシア、3番手はフォッジャで2分08秒729。小椋は最終9番手となった。このクラスでも、15番手までが1秒以内の僅かな差のため、明日のプラクティス2の結果次第で、誰もが予選Q2スタートになることが出来る。
明日、日本時間午後11時25分(現地時間午前9時25分)にスタートするプラクティス2、その後始まる予選にかけて、Moto2クラス今大会唯一の日本人ライダーとなった小椋の活躍に期待したい。
MotoGP第3戦アメリカズGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 2分08秒359 (P1)
2 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 2分08秒641 (P1)
3 デニス・フォッジャ(カレックス) 2分08秒729 (P1)
4 マルコス・ラミレス(カレックス) 2分08秒783 (P1)
5 ジェイク・ディクソン(カレックス) 2分08秒865 (P1)
6 バリー・バルタス(カレックス) 2分08秒894 (P1)
7 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 2分09秒006 (P1)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 2分09秒044 (P1)
9 小椋藍(ボスコスクーロ) 2分09秒067 (P1)
10 アロン・カネト(カレックス) 2分09秒127 (P1)
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