MotoGP第3戦アメリカGP MotoGPクラス1日目 フリー走行結果
2024/04/13
MotoGP第3戦アメリカGP MotoGPクラス1日目、フリー走行がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。
日本時間4月12日深夜12時45分(現地時間午前10時45分)から45分間行なわれたフリー走行1は気温21度、路面温度31度、湿度45%、晴れたドライコンディション。開始10分過ぎで、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は右手を挙げてスローダウン、マシントラブルのようだった。中盤に差し掛かる頃、13コーナーではアレックス・マルケス(ドゥカティ)が転倒。
この走行で最終トップに立ったのは、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)で、タイムは2分03秒294だった。2番手はホルヘ・マルティン(ドゥカティ)2分03秒443、3番手ルーキーのペドロ・アコスタ(KTM)2分03秒606だった。昼休みにパドックでインタビューを受けたアコスタは、このコースについて聞かれ「バンピーだけどそれが楽しい」と答えていた。
日本時間4月13日早朝5時(現地時間金曜日午後3時)から1時間行なわれたプラクティスは、気温27度、路面温度46度、湿度33%、晴れ渡ったドライコンディション。最初にファーステストラップを出したのは、マルク・マルケス(ドゥカティ)だった。その後もアレックス・マルケス(ドゥカティ)、マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)、ビニャーレス、マルティンらがタイムを更新した。
残り20分を切り、ほぼ全てのライダーがピットに戻り、ニュータイヤを用意し、タイムアタックに備えて迎えた残り15分、午前もトップだったビニャーレスが2分02秒394で再びトップに立つ。その後、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が 2分02秒244で更にタイムを更新するが、程なくマルティンが2分01秒397という驚異的なタイムを叩き出し、歴代記録を更新。
マルティンはそのままトップに立ち、2番手にはビニャーレスが入った。タイムは2分01秒473、3番手がマルク・マルケスで2分01秒806。4番手フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)とマルク・マルケスの差は0.002。5番手アコスタまでが2分01秒台の接戦となった。MotoGPクラスは、このプラクティス上位10名が予選Q2進出確定となり、11番手以下のライダーはQ1からのスタート。
日本メーカー6台、22番手だった中上貴晶(ホンダ)を含めすべてがQ1スタートとなる。中上のタイムは2分03秒984。MotoGPクラスは明日、土曜深夜12時10分(現地時間午前10時10分)からフリー走行2が始まり、そのまま続けて予選、日本時間の日曜早朝5時(現地時間土曜午後3時)からはスプリントも10周で開催される。見逃したくない戦いが続きそうだ。
MotoGP 第3戦アメリカズGP MotoGPクラス1日目 フリー走行結果
1 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ) 2分01秒397 (P)
2 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア) 2分01秒437 (P)
3 マルク・マルケス(ドゥカティ) 2分01秒806 (P)
4 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 2分01秒808 (P)
5 ペドロ・アコスタ(KTM) 2分01秒966 (P)
6 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア) 2分02秒024 (P)
7 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 2分02秒103 (P)
8 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ) 2分02秒144 (P)
9 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 2分02秒244 (P)
10 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ) 2分02秒358 (P)
11 ミゲール・オリベイラ(アプリリア) 2分02秒466 (P)
12 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 2分02秒476 (P)
13 アレックス・マルケス(ドゥカティ) 2分02秒493 (P)
14 ブラッド・ビンダー(KTM) 2分02秒551 (P)
15 アウグスト・フェルナンデス(KTM) 2分02秒553 (P)
16 ジャック・ミラー(KTM) 2分02秒802 (P)
17 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 2分02秒839 (P)
18 アレックス・リンス(ヤマハ) 2分02秒875 (P)
19 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 2分03秒014 (P)
20 ジョアン・ミル(ホンダ) 2分03秒444 (P)
21 ルカ・マリーニ(ホンダ) 2分03秒521 (P)
22 中上貴晶(ホンダ) 2分03秒984 (P)
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