SBK第11戦ヘレスの初日はトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)がトップに立った。
1カ月半のインターバルを経てスペインのヘレスに集結したSBKライダーたち。開幕戦から20レース連続で表彰台に立ってランキングトップをひた走るジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)は、ランキング2位のチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)に144ポイントの大量リード。今大会で10位以内でゴールすればチャンピオンが決定する。
初日のフリー走行1回目は気温22度、路面温度31度のドライコンディション。1分41秒957でトップに立ったのはランキング3位のトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)。レイは0.024秒差という僅差の1分41秒981で2番手につける。
午後のフリー走行2回目には気温29度、路面温度48度まで上昇。セッション開始早々にサイクスが転倒。レイも午前中の自身のタイムを更新できない。そんな中、アレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)がこのセッションでのトップタイムをマーク。しかしタイムは1分42秒047と1分42秒台にとどまり、初日トップの座はサイクスに譲った。