バスティアニーニが初優勝 (MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3 決勝)
2015/09/14
MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温27度、路面温度31度のドライコンディションで争われた。序盤はロマーノ・フェナティ(KTM)、ミゲール・オリベイラ(KTM)、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)、エフレン・バスケス(ホンダ)、ブラッド・ビンダー(KTM)、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、ダニー・ケント(ホンダ)の7人のライダーがポジションを入れ替えながら、接戦のトップ集団を形成。レース中盤になるとこの中からケントが脱落、15周目にはバスケスが転倒してリタイアとなる。
レース終盤はオリベイラ、バスティアニーニ、アントネッリ、フェナティ、ビンダーの5人によるトップ争いとなり、最終ラップにオリベイラがトップに出たものの、バックストレートでバスティアニーニがオリベイラのスリップから抜け出してトップに立つと、そのままトップでチェッカーを受け、ホームレースでグランプリ初優勝を達成した。
僅差の2位にオリベイラ、3位にアントネッリが表彰台を獲得、4位にフェナティ、5位にビンダーの順で続いた。ケントはトップから8秒遅れの6位となったが、ランキングトップをキープ。ランキング2位のバスティアニーニがケントとのポイント差を55ポイントに縮めた。
7位にアレックス・マスボー(ホンダ)、8位にフランシスコ・バグナイア(マヒンドラ)、9位にイサック・ビニャーレス(KTM)、10位にフィリップ・エッテル(KTM)が入賞。尾野 弘樹(ホンダ)は16位でチェッカーを受け、鈴木 竜生(マヒンドラ)は15周を回ってリタイアに終わった。
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