MotoGP第13戦インドGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2023/09/24
MotoGP第13戦インドGP Moto2クラス3日目決勝は、インド、ブッダ・インターナショナル・サーキットで現地時間午後1時45分(日本時間午後5時15分)から18周で争われる予定だった。気温34度、路面温度40度、湿度66%、所々曇りのドライコンディション。
ポールポジションのジェイク・ディクソン(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、ペドロ・アコスタ(カレックス)らが混戦の中、好スタートを切ったかに思われたのは束の間、後方セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、ソムキャット・チャントラ(カレックス)、マルコス・ラミレス(フォワード)、羽田大河(カレックス)、ジェレミー・アルコバ(カレックス)の5台が絡むクラッシュが1コーナーで発生。レースは赤旗中断された。
現地時間午後2時(日本時間5時30分)から12周で再スタートが決定し、1コーナーのクラッシュに巻き込まれた、ビエッティは再スタート出来なかった。再スタートでトップに出たのはアコスタ、2番手トニー・アルボリーノ(カレックス)、3番手セルジオ・ガルシア(カレックス)、4番手ロペス、5番手ジョー・ロバーツ(カレックス)と続いた。ポールポジションスタートだったディクソンは押し出される形で6番手。4コーナーでは、アロン・カネト(カレックス)、サム・ロウズ(カレックス)、小椋藍(カレックス)がクラッシュ、ロウズと小椋は再スタートを切れたものの、順位を落とした。
残り10周では、ロペスとディクソンがクラッシュ。ディクソンは再スタートするも再び残り8周の12コーナーで転倒しリタイア。最終ラップでは、野佐根航汰(カレックス)とロリー・スキナー(カレックス)もクラッシュするというかなり過酷なレースとなった。
先頭を行くアコスタは、順調に1分52秒台をマークして、2番手以下を突き放していた。2番手のアルボリーノもアコスタからは離されたものの1分52秒台を刻んで2番手をほぼ独走。1番手2番手は、ほぼそれぞれが独走状態で、3番手以降を離した。
3番手争いは、ガルシアとロバーツが残り2周辺りから、接触する勢いの激しい戦いを繰り広げ、ラストラップ、滑るタイヤをねじ伏せて前に出たのはロバーツだった。最終、地元インド、ボリウッド俳優のジョン・エイブラハムが振るチェッカーを受けた順は、1位アコスタ、2位アルボリーノ、3位ロバーツ。日本人ライダーは、クラッシュ後の再スタートで小椋が21位、羽田は再スタート時のピットインの時間には間に合わず、ピットからスタートして23位、3周遅れでフィニッシュ。野佐根は最終ラップのクラッシュでリタイア。
この結果により、年間チャンピオンシップポイント1位アコスタが236ポイント、2位アルボリーノが197ポイント、3位ディクソンが146ポイントと、差が開いた。日本人では小椋が75ポイントで12位、地元日本GPでは、野佐根、羽田の初ポイント獲得を期待したい。
MotoGP第13戦インドGP Moto2クラス3日目決勝結果
1 トニー・アルボリーノ(カレックス)
2 ペドロ・アコスタ(カレックス)
3 ジョー・ロバーツ(カレックス)
4 セルジオ・ガルシア(カレックス)
5 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
6 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)
7 ダリン・ビンダー(カレックス)
8 バリー・バルタス(カレックス)
9 マルコス・ラミレス(フォワード)
10 フィリップ・サラッチ(カレックス)
11 デニス・フォッジャ(カレックス)
12 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
13 イザン・グエバラ(カレックス)
14 アルベルト・アレナス(カレックス)
15 ショーン・ディラン・ケリー(フォワード)
16 ボルハ・ゴメス(カレックス)
17 アルベルト・スーラ(フォーワード)
18 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
19 サム・ロウズ(カレックス)
20 ロリー・スキナー(カレックス)
21 小椋藍(カレックス)
22 アロンソ・ロペス(カレックス)
23 羽田大河(カレックス)
NC 野佐根航汰(カレックス)
NC ジェレミー・アルコバ(カレックス)
NC ジェイク・ディクソン(カレックス)
NC アロン・カネト(カレックス)
NC ソムキャット・チャントラ(ホンダ)
NC セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
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