MotoGP第12戦サンマリノGP Moto2 決勝
2023/09/10
MotoGP第12戦サンマリノGP Moto2クラスの決勝がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで、天候が晴れ、気温30度、路面温度39度というコンディションで行なわれた。
22周で行なわれた決勝レースは2番グリッドスタートのペドロ・アコスタ(カレックス)がスタートを決めトップに浮上。セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、そして6番グリッドから好スタートを決めたアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が続く。後方では9番グリッドからスタートしたトニー・アルボリーノ(カレックス)が7位にポジションを上げている。レース序盤はデニス・フォッジャ(カレックス)、ゾンタ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)、セナ・アギウス (カレックス) 、そして3位につけていたカネトまでも転倒してしまう。5周目にトップのアコスタが2位のビエッティとの差を引き離しにかかるも、10周目を過ぎたあたりからビエッティがファステストラップを刻みアコスタに接近。緊迫のトップ争いとなる。
気温が上がり、タイヤにも厳しいサーキットなため、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクロ)やサム・ロウズ(カレックス)も転倒し、サバイバルレースの様相を呈してきた。一方、後方では6位にポジションを上げていたアルボリーノが4位までポジションを回復。さらに3位のロペスにも仕掛けていく。アコスタとビエッティの優勝争いはギャップが2秒以上に拡大。ビエッティはフロントタイヤの摩耗が厳しくポジションキープを強いられてしまった。トップのアコスタは高いアベレージスピードを保ったまま優勝、ヨーロッパラウンドを最高の結果で締め括った。2位にはビエッティ、3位にはロペスが入り表彰台を獲得。9番グリッドスタートだったアルボリーノは4位でフィニッシュ。アコスタに優勝を許したが、母国イタリアで意地の追い上げを見せた。
日本勢は小椋藍(カレックス)が5位入賞。羽田大河(カレックス)は19位、野左根航汰(カレックス)21位完走を果たしている。
MotoGP第12戦サンマリノGP Moto2クラス 決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(カレックス)
2 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
3 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
4 トニー・アルボリーノ(カレックス)
5 小椋藍(カレックス)
6 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
7 マニュエル・ゴンサレス(カレックス)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス)
9 フィリップ・サラッチ(カレックス)
10 マッティア・パッシーニ(カレックス)
11 セルジオ・ガルシア(カレックス)
12 ジェイク・ディクソン(カレックス)
13 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
14 マルコス・ラミレス(フォワード)
15 バリー・バルタス(カレックス)
16 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
17 アルベルト・スッラ(フォワード)
18 ボルハ・ゴメス(カレックス)
19 羽田大河(カレックス)
20 ショーン・ディラン・ケリー (フォワード)
21 野左根航汰(カレックス)
NCR イサン・グエバラ(カレックス)21Laps
NCR ルーカス・トゥロビッチ(カレックス)21Laps
NCR サム・ロウズ(カレックス)15Laps
NCR フェルミン・アルデゲール(ボスコスクロ)14Laps
NCR ロリー・スキナー(カレックス) 9Laps
NCR アロン・カネト(カレックス)7Laps
NCR ゾンタ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)3Laps
NCR デニス・フォッジャ(カレックス)3Laps
NCR セナ・アギウス (カレックス) 2Laps
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