MotoGP第8戦オランダGP Moto3 1日目フリー走行
2023/06/23
MotoGP第8戦オランダGP Moto3クラスのフリー走行1日目がオランダのTTサーキット・アッセンで行われた。
フリー走行1は天候に恵まれ、気温21度、路面温度24度のドライコンディションで、現地時間午前9時から35分間で行なわれた。初日最初に行なわれたセッションでトップに立ったのは1分41秒667を記録したジャウメ・マシア(ホンダ)。2位に1分41秒929のステファノ・ネパ(KTM)、3位には1分42秒034を記録したロマーノ・フェナティ(ホンダ)がつけている。
日本人ライダーのトップは1分42秒313をマークした佐々木歩夢(ハスクバーナ)。山中琉聖(ガスガス)はセッション序盤のピットレーンでデニス・オンジュ(KTM)と接触してしまうというアクシデントがあった。タイムは1分42秒809で15番手につけている。鳥羽海渡(ホンダ)はセッション終盤の7コーナーで転倒を喫し、1分42秒997で18番手。古里太陽(ホンダ)は1分42秒998で19番手となっている。セッションはイバン・オルトラ(KTM)やダニエル・オルガド(KTM)など、ランキング上位勢を含め転倒の多いセッションとなった。
フリー走行2も天候は晴天で、気温25度、路面温度43度というコンディションで現地時間13時15分から35分間で行われた。セッション開始わずか3分、8コーナーでディエゴ・モレイラ(KTM)が転倒。さらにチャンピオンシップリーダーのオルガドが16コーナーで転倒してしまう。これまで抜群の安定感を誇ってきたオルガドだったが、フリー走行1に続き、早くも2度目の転倒を喫してしまった。タイム更新を狙う時間帯でもあるセッション終盤には、オンジュ、モレイラ、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)、オルトラ、アンドレア・ミニョ(KTM)、そしてフェナティと転倒者が相次いで発生する荒れたセッションとなった。そんな中、フリー走行1でトップタイムを記録したマシアが1分41秒579をマークし、自身のタイムを更新。初日を首位で終えた。2位にネパ、3位フェナティとトップ3の順位に変動はなかった。
日本人ライダーは佐々木が総合9位、鳥羽は総合13位で予選Q2からの進出を決めた。19位の山中、21位の古里はタイム更新ならず、予選はQ1からの出走となった。
MotoGP第8戦オランダGP Moto3クラス 1日目フリー走行総合結果
1 ジャウメ・マシア(ホンダ)1分41秒579(FP2)
2 ステファノ・ネパ(KTM)1分41秒929(FP1)
3 ロマーノ・フェナティ(ホンダ)1分42秒982(FP2)
4 ダビド・ムニョス(KTM)1分42秒002(FP2)
5 チャビエル・アルティガス(CFMOTO)1分42秒159(FP1)
6 ダビド・アロンソ(ガスガス)1分42秒200(FP2)
7 リカルド・ロッシ(ホンダ)1分42秒224(FP1)
8 ディエゴ・モレイラ(KTM)1分42秒250(FP1)
9 佐々木歩夢(ハスクバーナ)1分42秒313(FP1)
10 ダニエル・オルガド(KTM)1分42秒331(FP2)
11 エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)1分42秒556(FP2)
12 アンドレア・ミニョ(KTM)1分42秒581(FP1)
13 鳥羽海渡(ホンダ)1分42秒609(FP2)
14 ジョエル・ケルソ(CFMOTO)1分42秒623(FP1)
15 ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分42秒652(FP2)
16 マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)1分42秒697(FP1)
17 デニス・オンジュ(KTM)1分42秒699(FP1)
18 コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)1分42秒746(FP2)
19 山中琉聖(ガスガス)1分42秒809(FP1)
20 スコット・オグデン(ホンダ)1分42秒902(FP1)
21 古里太陽(ホンダ)1分42秒998(FP1)
22 ダビド・サルバドール(KTM)1分42秒999(FP1)
23 フィリッポ・ファリオーリ(KTM)1分43秒048(FP1)
24 ジョシュア・ワットリー(ホンダ)1分43秒089(FP1)
25 アナ・カラスコ(KTM)1分43秒743(FP1)
26 イバン・オルトラ(KTM)1分43秒921(FP2)
27 シャリフディン・アズマン(KTM)1分44秒006(FP1)
28 マリオ・アジ(ホンダ)1分44秒009(FP1)
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