MotoGP第8戦オランダGP Moto2クラスのフリー走行1日目がオランダのTTサーキット・アッセンで行われた。

　フリー走行1は天候に恵まれ、気温23度、路面温度28度のドライコンディションで、現地時間午前9時50分から40分間で行なわれた。初日最初に行なわれたセッションでトップに立ったのは1分36秒865を記録したジェイク・ディクソン（カレックス）。2位に1分36秒896のアロンソ・ロペス（ボスコスクロ）、3位には1分36秒984を記録したフェルミン・アルデゲール（ボスコスクロ））がつけている。

　日本人ライダーの小椋藍（カレックス）は1分37秒035で5番手、羽田大河（カレックス）は1分40秒051を記録し26番手でセッションを終えた。

　フリー走行2も天候は晴天で、気温25度、路面温度45度というコンディションで現地時間14時5分から40分間で行われた。直前に行われたMoto3クラスのフリー走行2では転倒車が続出するセッションとなったが、Moto2クラスのフリー走行2でもゾンタ・ファン・デン・グールベルク（カレックス）が最終コーナーでハイサイドを喫し、マシンが大破してしまうアクシデントを起こしている。セッション終盤にはセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）やダリン・ビンダー（カレックス）も転倒。路面温度の上昇に加え、タイム更新が活発な時間帯も転倒の原因になるが、そんな中ランキング上位勢はディクソンが記録したトップタイムを続々と更新していく。しかし最終的にトップタイムを記録したのはディクソンだった。タイム更新合戦が行われたフリー走行2だったが、ディクソンが1分36秒463までタイムを詰め、初日総合トップに立った。2位には1分36秒609のペドロ・アコスタ（カレックス）、3位に1分36秒773を記録したロペスがつけている。

　小椋はフリー走行2で1分36秒818までタイムを更新し初日総合4位、羽田は1分39秒572までタイムを詰め総合27番手で初日を終えている。

MotoGP第8戦オランダGP Moto2クラス 1日目フリー走行総合結果
1 ジェイク・ディクソン（カレックス）1分36秒463（FP2）
2 ペドロ・アコスタ（カレックス）1分36秒609（FP2）
3 アロンソ・ロペス（ボスコスクロ）1分36秒773（FP2）
4 小椋藍（カレックス）1分36秒818（FP2）
5 サム・ロウズ（カレックス）1分36秒844（FP2）
6 アルベルト・アレナス（カレックス）1分36秒966（FP2）
7 フェルミン・アルデゲール（ボスコスクロ）1分36秒984（FP1）
8 ソムキャット・チャントラ（カレックス）1分36秒994（FP2）
9 トニー・アルボリーノ（カレックス）1分36秒998（FP2）
10 バリー・バルタス（カレックス）1分37秒058（FP2）
11 セルジオ・ガルシア（カレックス）1分37秒101（FP2）
12 アロン・カネト（カレックス）1分37秒159（FP2）
13 フィリップ・サラッチ（カレックス）1分37秒187（FP2）
14 ジョー・ロバーツ（カレックス）1分37秒204（FP2）
15 ジェレミー・アルコバ（カレックス）1分37秒420（FP2）
16 ルーカス・トゥロビッチ（カレックス）1分37秒514（FP2）
17 マニュエル・ゴンサレス（カレックス）1分37秒583（FP2）
18 デニス・フォッジャ（カレックス）1分37秒638（FP2）
19 イサン・グエバラ（カレックス）1分37秒737（FP2）
20 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス）1分37秒757（FP2）
21セレスティーノ・ビエッティ（カレックス）1分37秒860（FP2）
22 ダリン・ビンダー（カレックス）1分38秒103（FP1）
23 ゾンタ・ファン・デン・グールベルク（カレックス）1分38秒163（FP1）
24 カルロス・タタイ（カレックス）1分38秒208（FP2）
25 ボルハ・ゴメス（カレックス）1分38秒928（FP2）
26 イェライ・ルイス（フォワード）1分39秒203（FP2）
27 羽田大河（カレックス）1分39秒572（FP2）
28 アレイシ・エスクリチ（フォワード）1分39秒849（FP2）