転倒者続出、ロレンソがトップタイム (MotoGP第11戦チェコGP MotoGP 1日目)
2015/08/15
MotoGP第11戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が1分56秒499で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中のフリー走行1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれたが、午後は路面温度も上がり、転倒者が多いセッションとなった。1回目でトップタイムを記録したロレンソは、2回目で自己ベストの更新はならず、セッション2番手に終わったが、1回目に記録した1分56秒499で初日総合トップとなった。
総合2番手のマルク・マルケス(ホンダ)は1回目のセッションではコースアウトして復帰する際にグラベルで転倒を喫してしまい2番手、2回目はセッション序盤に1分56秒513のファステストラップを記録したものの、セッション終了間際のアタック中に7コーナーで転倒を喫してしまった。マルケス自身に大きなダメージはなかった。
総合3番手に1分56秒750でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)。イアンノーネはフリー走行1回目5番手、フリー走行2回目3番手のタイムを記録。2回目で1回目のベストを更新した。
総合4番手に1分56秒784でダニ・ペドロサ(ホンダ)が続いたが、ペドロサは2回目のセッション序盤に13コーナーで転倒、ピットに戻ったものの再度コースインすることはできなかった。左足に痛みを訴えている模様。総合5番手に1分56秒821でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続いたが、ドビジオーゾもセッション終盤に5コーナーで転倒、2回目で1回目のタイムを更新することはできなかった。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)も2回目のセッション序盤に13コーナーで転倒。ロッシにとっては今シーズン初転倒となった。ロッシはマシンを乗り換えてコースに戻ったものの、1回目のタイムを更新することはできず、1回目に記録した1分57秒038で総合6番手で初日を終えた。
総合7番手に1分57秒078でポル・エスパロガロ(ヤマハ)、総合8番手に1分57秒137でブラドリー・スミス(ヤマハ)続き、スミスも2回目のセッション終盤に5コーナーで転倒を喫してしまった。総合9番手に1分57秒202でアレックス・エスパロガロ(スズキ)総合10番手に1分57秒229でカル・クロッチロウ(ホンダ)の順で続き、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分57秒544で総合11番手ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分57秒575で総合12番手マーベリック・ビニャーレス(スズキ)は1分57秒607で総合13番手エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分57秒718でオープントップの総合14番手で初日を終えた。
スコット・レディング(ホンダ)は1分57秒860で総合15番手。
以下、総合16番手に1分58秒484でアプリリア移籍2戦目のステファン・ブラドル(アプリリア)、総合17番手に1分58秒512でジャック・ミラー(ホンダ)、総合18番手に1分58秒549でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、総合19番手に1分58秒589でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、総合20番手に1分58秒656でユージン・ラバティ(ホンダ)、総合21番手に1分58秒669でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順で続き、チームの都合による欠場から復帰したロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)は1分58秒678で総合22番手に。総合23番手に1分59秒680でアレックス・デ・アンジェリス(ART)が続き、アプリリアに移籍したブラドルの後任としてフォワードレーシング入りしたクラウディオ・コルティ(フォワード-ヤマハ)は2分00秒074で総合24番手に、復帰戦となるカレル・アブラハム(ホンダ)はホームレース初日を2分01秒261で総合25番手でスタートした。
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