MotoGP第11戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで2日目の予選を行ない、ホルヘ・ロレンソ（ヤマハ）が1分54秒989でポールポジションを獲得した。
ロレンソはMotoGPクラスの3回のフリー走行で総合トップで予選2回目に進出。午前中に行なわれたフリー走行3回目、予選前のフリー走行4回目でもトップタイムを記録した。予選2回目は総合11番手以下のライダーによって争われる予選1回目で上位につけたポル・エスパロガロ（ヤマハ）とカル・クロッチロウ（ホンダ）の二人を加えた12名のライダーによって争われた。
気温30度、路面温度40度で行なわれた予選2回目では開始4分30秒すぎにマルク・マルケス（ホンダ）が1分55秒549を記録してリーダーボードのトップに立つ。ロレンソは5分すぎに1分55秒549を記録してトップに浮上し、1回目のアタックを終える。
2回目のアタックでは残り3分を切ったところでロレンソが1分54秒989を記録。ブルノで1分55秒の壁を破り、ロレンソはスペインGP以来、今シーズン2回目となるポールポジションを獲得した。
マルケスも2回目のアタックで1分55秒063を記録するが、コンマ074秒及ばず、2番手となった。最後のアタックで自己ベストとなる1分55秒353を記録したバレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）が3番手を獲得した。
4番手に1分55秒390でアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティ）が続き、ブラドリー・スミス（ヤマハ）が1分55秒460でサテライトトップの5番手に。6番手に1分55秒935でアンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）、7番手に1分55秒954でマーベリック・ビニャーレス（スズキ）が続き、予選1回目トップから予選2回目に進出したポル・エスパロガロ（ヤマハ）が1分55秒955で8番手となった。初日の転倒で左足首を負傷したダニ・ペドロサ（ホンダ）は1分55秒969で9番手に。予選1回目2番手から予選2回目に進出したカル・クロッチロウ（ホンダ）が1分56秒192で10番手。
フリー走行総合8番手から予選2回目に進出したエクトル・バルベラ（ドゥカティ）は1分56秒399でオープントップ、今季ベストグリッドとなる11番手を獲得。ヨニー・エルナンデス（ドゥカティ）が1分56秒739で12番手に続いた。
以下、予選1回目の結果順にダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）が1分56秒713で13番手、スコット・レディング（ホンダ）が1分56秒765で14番手、アレックス・エスパロガロ（スズキ）が1分56秒806で15番手。
16番手に1分57秒133でステファン・ブラドル（アプリリア）、17番手に1分57秒215でマイク・デ・ミオ（ドゥカティ）、18番手に1分57秒540でロリス・バズ（フォワード-ヤマハ）、19番手に1分57秒552でアルバロ・バウティスタ（アプリリア）、20番手に1分57秒634でユージン・ラバティ（ホンダ）、21番手に1分57秒645でニッキー・ヘイデン（ホンダ）、22番手に1分57秒855でジャック・ミラー（ホンダ）、23番手に1分58秒599でアレックス・デ・アンジェリス（ART）、24番手に1分59秒145でクラウディオ・コルティ（フォワード-ヤマハ）、25番手に1分59秒903でカレル・アブラハム（ホンダ）の順で続いた。