波乱の路面コンディションの中、ロイが初優勝 (MotoGP第10戦インディアナポリスGP Moto3 決勝)
2015/08/10
MotoGP第10戦インディアナポリスGP、Moto3クラスは、アメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで決勝レースを行ない、リビオ・ロイ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースはスタート直前に雨が降り出し、ウエットコンディションでのスタートとなった。グリッドに向けて全車レインタイヤでコースインしたものの、26番グリッドからスタートのロイはスリックタイヤに変更。4周目にトップに浮上すると、次々にピットに入ってタイヤ交換をする他のライダーを尻目に5周目には2番手以下に16秒のリードを取り、その後もそのリードを広げて、独走でグランプリ初優勝を達成した。
2位にはピットスタートを選択して、スリックタイヤに変更したジョン・マクフィー(ホンダ)が5周目に2位に浮上すると、そのままポジションを守ってゴール、グランプリ初表彰台を獲得。3位には予選の転倒で最後尾グリッドからスタートとなったフィリップ・エッテル(KTM)が早めのピットインでスリックタイヤに変更すると、5周目に3位に浮上し、そのままグランプリ初表彰台となる3位に入賞した。
4位にロマーノ・フェナティ(KTM)が入賞。接戦の5人のライダーによる5位争いを制したイサック・ビニャーレス(ハスクバーナ)が5位に入賞し、6位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、7位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、8位にブラッド・ビンダー(KTM)、9位にホルヘ・ナバーロ(ホンダ)の順で続いた。
10位にホルヘ・マルティン(マヒンドラ)が入賞。ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのダニー・ケント(ホンダ)は1周遅れの21位に終わり、鈴木 竜生(マヒンドラ)が23位、尾野 弘樹(ホンダ)は26位でチェッカーを受けた。
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