ドゥカティのMotoGP&SBKファクトリーチームが2023年の体制を発表
2023/01/23
ドゥカティのMotoGPファクトリーチームのドゥカティ・レノボ・チームとSBKファクトリーチームのアルバ.it - ドゥカティが、イタリアのマドンナ・ディ・カンピリオで行なわれた『カンピオーニ・イン・ピスタ』で2023年の体制発表を行なった。
MotoGPのドゥカティ・レノボ・チームでは、フランチェスコ・バニャーヤと、新加入のエネア・バスティアニーニが登壇。2022年のチャンピオン、バニャーヤのマシンにはゼッケン1番が貼られた。チャンピオンライダーが翌年にゼッケン1番を付けるのは、2012年のケーシー・ストーナー(2011年チャンピオン)以来、ドゥカティのMotoGPマシンにゼッケン1番となったのは2008年のストーナー(2007年チャンピオン)以来となる。
「チャンピオンを獲得した後、いくつかの約束があったことから、ウインターブレイクは通常よりも短くなったけど充電できた。シーズンをスタートさせたい。デスモセディチGPとチームが恋しく、コースに戻ることが待ち切れない。63番を続けて使うのか、1番に変更するのか迷った結果、後者に決めた。このゼッケンナンバーを見るのは美しい。そして、僕の目標は、このナンバーを維持するために全力を尽くすこと。多くのライバルたちがタイトルを争う準備ができており、昨年よりもさらに厳しい競争が予想されるため、簡単なことではないけど、2023年に再び高い目標を達成するためのベストなバイク、ベストなチームがある。ドゥカティとチームに改めて感謝したい。一緒に冒険を再開する準備が整っている」とバニャーヤ。
「ファクトリーチームのカラーに身を包むことは、素晴らしい感動であり、この機会に相応しいことを証明するのは、僕次第だ。新たなシーズンに向けて興奮している。幸いなことに、赤いデスモセディチGPに乗るまで、それほど長く待つ必要はない。数週間後にセパンで今年最初のテストが行なわれ、チームのメンバーをより良く知り、何よりもバイクの作業を開始するための重要な瞬間となる。今年は非常に競争が激しいシーズンとなるだろう。それに直面することは、決定的に簡単な瞬間と困難な瞬間があるけど、僕は何に対しても準備ができている」とバスティアニーニ。
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